ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

ひとまずザックを背負えた!(20200727)

2020年07月27日 | 辺野古・大浦湾
 昨日あたりから考えていた。もう自分はザックを背負えるのじゃないかと。だとすれば、両肩で背負うザックが楽だなと。辺野古から帰宅してやってみた。無事に背負えた。あとは何キロ程度までなら無理はないかだ。というよりも、望遠レンズを持てるか否かが先だろう。これができれば、ザックを背負うなど楽々だ。焦らずにやろう。
 
 ここのところ悩ましいことが多く、頭の整理が全然追いつかず。漸く一件原稿化に入った。そしたらまた今日、新たな問題を考えてしまった。古くて新しい問題だ。本州から来た人との会話から私が気になったことは、何故あなたは辺野古に、沖縄にきているのか、ということ。ひとりひとりがこの問いに向き合っているかだ。
 最初から結論めいたものが出なくて良い。しかしここに向き合って欲しい。1回目、2回目、3回目、10回目、100回目と変わってくるだろうが。途中で沖縄は抜けてしまい、別の問題に移るかもしれないが。考えたことは決して無駄にならないから。
 この問いは、あなたが地元で、今直面していることと、沖縄がどう繋がっているかを考えることと必ずクロスしている。今日私はこう切り出した。リニアモーターカーについてどう考えているの? 彼はぼーっとしていた。地下深くを通るから考えたことがないようだった。私はあんな無駄なものをなんで是かねと問うたら、なんか利点を覚えているらしい。明解な応えをいただけなかったが、住民にとっては無用な長物。無駄な公共事業で辺野古と一緒だと言ったが、ぽかんとしている。
 そうか彼は地元の土建屋も多少儲かると思っているのか。このレベルになると、今の私にはなんとも言えぬ。だがこの考えは一部の沖縄の利権屋と同じだ。軍事基地とリニヤ、自然破壊の程度などプラスマイナスしてあれはあれ、これはこれということになるのだろうか。ここをじっくりと考えていただきたい。具体的にクリアに考えてほしい。折角あなたは沖縄にきて、現場に立つ機会を得ているのだ。確かに地域経済をどう回すかは、どこでも考えざるを得ない重要な問題だ。だからどうするかだ。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。