2024年4月14日(日)雨のち曇 ➁
さて、私は瀬嵩のおやまから瀬嵩の浜へ。開会間際となってしまった。
10:50 人混みをかき分け、主催者のテント脇を通過し、大浦湾を見る位置へ。平和丸とカヌーチームだ。
抗議船は3隻だ。カヌーは15艇だったとか。
フロートの奥に海保のGBがずらずらといる。10:57
天気が悪く、良い写りでないが、ご容赦を。10:58
右奥がデッキパージ。その左側がただ今の埋め立て工事現場(本日は日曜日で稼働していなかった)。
こうした撮影中に足場を確かめておく。雨で濡れているので、何処まで肉薄できるだろうか。
一旦、陸側に戻る。「4/6沖縄県民大会」だと。日程ぐらい入れ替えないのだろうか。10:59
11時スタート。「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の糸数慶子さんが開会挨拶。
各団体が来ているが、嘉手納爆音訴訟原告団・具志川支部など。11:09
玉城デニー知事登壇。11:09
新基地建設に明確に反対を貫く、米軍の加重負担が変わらぬ中、自衛隊基地の増強にも反対していくと、明言された。うるま市の東山(あがりやま)の演習場を押し返したことを第一歩としていこうと、民意を顧みず強行されている事への拒否を明示した。
雨が降る中、敢然と新基地建設反対を貫き、沖縄を戦場にさせないと訴える知事。11:11
私も思わず正面に回り込んだ。
11:16 徳田博人琉大教授。うるま市東山演習場計画を断念に追い込んだ市民の闘いに賛意を示し、住民に支持されない限り、権力行使に権威は生まれず、破綻する、と明解な論点を出された。デニー知事の笑顔が印象的だった。
しかし「辺野古が唯一」は強行されており、東山は撤回という差異は如何にして生まれたのだろうか。
以下は私の見解だが、住民自治の密度の差異と、米国・米軍に依存しているが故の強行というこの国の植民地主義丸出しの姿勢。この2つのベクトルをそれぞれに撃たなければなるまい。
カヌーチームの網の掲示板を久しぶりに私は見た。11:20
一旦、大浦湾の東側の浜に出た。11:24
子ども連れの人たちもきていた。これからの世代に継承するためには、こうした取り組みは重要だろう。
海上行動・ヘリ基地反対協議会を代表して挨拶する人。彼は現場に来れる日は多くないが、政治について話せる場づくりに、日々力を尽くしていると。一寸した会話を持つ努力を皆がしていけば、もっと広がるのではないかと述べていた。11:35
11:40 辺野古ブルーの人たち。辺野古・大浦湾の海を沖縄の人々が取り戻す闘いは、不滅のようだ。11:40
知事が反対協議会の彼に挨拶を交わし、握手している。11:41
こういうフランクなデニーさんは素晴らしい。
屋良朝博衆議院議員(3区)立憲民主党。政府が沖縄に米軍基地をまとめておくことの合理性はないと、持論を展開。確かにそうなのだが、日本政府が米軍基地を沖縄に止める意図を覆さないと、ならないはずだ。
知事が米軍と自衛隊を2つ並べて展開した意義は深く、オール沖縄会議として、もっと突っ込んだ認識をもっていただきたいものだ。11:55
屋良さんは、これから福井県に衆議院補選(告示:4月16日)の応援で、出かけるという。
この後、伊波洋一参議院議員も登壇し、国会報告。米軍はいざとなれば、沖縄から撤収していく、その隙を埋めるのが自衛隊だと、明晰だ。誰のせいであれ、沖縄が戦場にされることは許されないことだ。東アジアを戦場にさせないことに、全力を尽くすと首尾一貫。
県議団からうるま市選出の照屋大河議員が代表挨拶。無論、うるま市東山問題に触れながら、来る県議選で与党が過半数を取ると力説。
だが、断念に追い込んだが、まだ検討し直すという国に対して、追及していく論理を立て、勝ちに行く問題提起をもう一歩して欲しかった。ここが正念場だろう。
さて、集会も終わる。私は再度海側に出て、撮影準備に入る。12:12
潮が引いてきた。雨も上がり、撮影し易い状態になってきた。
山城博治さんの檄。12:15
最後に金城徹さん(立憲民主党)が挨拶をかねて、団結頑張ろう。
しかし、衆院4区は候補者が決まっておらず、団結の芽が固まっていないのだ。彼が、この任をやるのは、如何なものか? 私は疑問に思う。
やっと団結頑張ろう。始まる。12:22
知事と徳田先生の間に「辺野古新基地建設NO!」を取込む私。
岩の上に登ったのだが、高さが半端だった。
12:23
12:23
12:23 登壇者と会場の人々。バッチリと呼応している。
すかさず海側を撮るために移動した私。
カヌーチームが打ち合わせ中だ。12:25
砂浜からカヌーを押し出す。12:26
12:26
皆さん、海に戻っていった。12:28
お隣の浜から上がるようだ。誠にお疲れさまでした。
カヌーを引いた跡。12:29
集会が終わった。
散会していく参加者達。12:32
辺野古・大浦湾の闘いで海を外した闘いはないようだ。この原点に私も可能な限り立ち戻りたい。どうしたものだろうか。
色々と懸案はあるが、お互いに敬愛を深め、討議する場をもち、相互了解を進めていきたい。
お疲れさまでした。