2024年7月4日(木)晴れ
「米兵による女性暴行事件」と「辺野古工事強行による死傷事故」に抗議する7・4緊急抗議集会が、「沖縄を戦場にさせない県民の会」が呼びかけて、那覇の県民広場で行なわれた。
私は名護から那覇行き連チャンになるが、出かけた。
16時50分から、知念良吉のミニ・ライブ。
知念良吉。17:03
私は音合わせならぬ絵合わせに手間どった。
17:07 そのとおり! それしかないだろ!
重い言葉を噛みしめよう。
主催者挨拶があったのだが、いびつな会場周囲(街宣車の騒音も)をリサーチしていたら、終わっていた。オット失礼。
玉城デニー知事の挨拶が代読されていた。17:27
市民手作りの集会にも知事からの挨拶が届くのだ。沖縄の力だね。
安和ゲート前事故犠牲者への黙祷が行なわれた。基地建設のための土砂搬出入をサポートしているガードマンが亡くなるという不幸。安全よりも基地建設第一義という日本国の姿勢が反映してしまったのだ。合掌
大学院生の島袋里穂さん。米兵による性暴力を許さない。悪いのは加害者であり、被害者ではない。少女への暴行が繰り返されている沖縄。1996年生まれの彼女は、1995年9月4日の海兵隊員による性暴力事件から振り返っていた。事件は繰り返され、隠蔽されてきた。今回は警察が沖縄県に通知しなかった。沖縄防衛局も外務省沖縄事務事務所も。明らかな隠蔽工作が行なわれたのだ。
場なれしていないが、論旨明瞭。17:31
17:34 発言者に合わせて、私も適格な意思表示を捉えたい。
辺野古工事強行による死傷事故を報告する上間芳子さん。17:42
当日の現場はどうして作られたのか? ダンプの出口側の状況を伝えていた。ゲートの前面は国道449号線。牛歩していた人が居たのは歩道部分。別の誘導員の合図でダンプが左折し、それにガードマンも巻き込まれて、頭部を強打し、亡くなった。牛歩者は大腿骨骨折。沖縄防衛局が効率を上げようとガードマンの合図を優先するようになっていた。
要するに道交法が禁じる「前方不注意」を沖縄防衛局が誘発させたようなものだ。運転手の責任は重い。右から車両が来る中で、当然運転手は右側を注視する。誘導員は右、左を弁えて、誘導しなければならないのに、隙があった。ダンプの席の高さと、誘導員の視線の高さは、ダンプが高い。視界がより広いのは、運転手。
牛歩は牛歩。基地建設への怒りを示しているのだ。
17:47
八重山民謡「とぅばらーま」を歌う山根安行さん。17:55
17:57 笛も入って。ゆったりした時間が流れる。
平和を唄う。
参加者のリレートークが行なわれた。
18:00
18:00 発言要旨のメモが見える。
性暴力事件根絶を訴える。
性暴力事件に触れて、思いを言葉にし、人前で明らかにする。18:05
ここで語る。暴力と隠蔽の2重の構造、それも米日合作の構造を許していたら、私達は安心して暮らせない。18:08
名護からやってきた西浦さん。安和の真相について、語った。沖縄防衛局のやり方が変わったばかりだったと。またあのドライバーは、塩川から安和に変わって、5日目の事故であり、不慣れもあっただろうと。18:16
名護から来たという学生。18:39
SNSで見ていると、抗議している人がダンプの下に入ったとか多数流れてくるが、今日ここに来て良かったと。
私は、何故、どうやって抗議しているのか、牛歩しているのかを噂話ではなく、冷静に見てほしい。基地建設に何故反対しているかも考えて欲しい。私は、こういう若者を支えたい。
尚、発言者はまだまだいたのだが、私のドジで、割愛させていただく。申し訳ない。
シュプレヒコール。18:30
集会宣言「米兵による性的暴行事件と隠蔽に抗議する抗議決議案」(別掲)が、県民の会の仲松典子さんから提起され、確認された。
県民の会の山城博治さんが「安和港ゲート前で発生したダンプカー追突による死傷事故への抗議決議案」(別掲)を読み上げ、確認された。
18:56
閉会挨拶を県民の会共同代表の具志堅隆松さんが行なった。18:58
冒頭、右翼街宣車の騒音の中で「人権と命について考える緊急抗議集会」を行なうことになったが、沖縄が分断されていることを痛感していると述べられた。分断というカオスの中で、私達が歩み出す進路を探し出す事は不可避だろう。
そして米兵による性暴力事件や辺野古工事強行による死傷事故をなくすためには、米軍基地撤去という大命題を掲げるしかないとの決断を示された。
今日のこの集会を皮切りに、県民集会に繋げていく努力を重ねていこうと話された。
>【拡散願います】人権と命について考える緊急抗議集会へ(20240704ー①)... への返信
ありがとうございます。隠匿されている間にも複数の性暴力事件が起きてしまいました。4日の緊急抗議集会やその他多くの取り組みを経て、沖縄の闘いが次のステージにあがっていくことを期待しています。
今回の案件は、被害者がたまたま相談できる人がいたから、顕在化できたようです。繋いでいく力がなければ、闇夜に伏せられてしまいます。ここが大きな課題です。全基地撤去に上り詰めるためには、様々な課題が残されているでしょう。少なくてもかってのように「普天間基地返還」というような矮小化の道を辿らない着実な歩みが必要でしょう。
私なりに考え、随時書いていくつもりです。宜しくお願いします。
本当に「全基地撤去」と私も心の中で叫んでいます。当地での女性のレッドアクションスタンディングでは、平時においても「軍隊は住民を守らない」とアピールしました。
ヤマヒデさんのルポを読んで、若い方が複数発言されていて、頼もしく思いました。