ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

昨日今日は暖かい沖縄島(20210124)

2021年01月24日 | その日暮らし

 昨日、今日の沖縄は温かい。楽だ。昨日買い物に出たら、ヒカンザクラガ咲いていた。例年ならば、名護市は桜祭りの季節だが、今年はコロナ禍で中止。それでもサクラの撮影をどこかでやろう。

 昨日、2週間分のスケジュールを立てた。なかなか忙しくなりそうだ。2月7日投開票の浦添市長選もあるのだが、別件もあり、辺野古・大浦湾にも見に行かなければならない。密にならないようにやっていきたい。しかし基地建設は、止まる気配はないし、軍事演習も変わらない。キャンプシュワブから43名が新型コロナウイルス患者が出たが、詳細不明のママ、安全だと繰り返されている。

 今日の朝、新聞を取りに出たら、一瞬呼吸が止まった。「自衛官に私的戦闘訓練」「特殊部隊元トップが指導」なる文字が踊っていたのだ。私は昨年辺りから、現代日本でクーデタ-が起きる可能性を危惧してきた。この国のトップがバカすぎるから、自衛官(武装兵士)が決起するかもと思わぬでもなかったのだ。今回の件は、1970年の三島由紀夫と楯の会のような頭でっかちの案件ではない。陸自特殊作戦群の初代群長の荒谷卓元一等陸佐による戦闘訓練等だ。思想は天皇主義であり、武士道らしい。彼のHPに日本刀を構える彼自身の写真が載っているが、それが武士道なのか。彼はこう言っている。日本の自衛隊はアメリカ・米軍に合せているのだと、不満プンプン。ある意味分かるが、私とは真逆の発想だ。

 戦後日本にはこうした系譜が連綿と生き続けていることに私は恐怖を覚える。時代錯誤なのに、一件真っ向勝負の感ありだ。1936年の2/26事件のようなことに今すぐなるとは思えぬが、不透明感が増すことは否定できない。要注意。

 核兵器禁止条約の発効により、核廃絶の動きが1980年代以来蘇るのかもしれない。しっかりとした地道な動きを広島・長崎頼みを超えた形で作りあげていきたいものだ。このためには、命預けます的な発想を超える事が基本となる。要するに「他人事」にさせられる仕掛けを打破できないとダメだろう。自分をどう捕まえるのか。

 貧困+コロナ禍の悪循環になっており、どうしても自暴自棄になりやすい。自殺が増えているのも、もういいやという諦めが先行しているからだろう。悪循環+諦めか。諦めを打破するために様々なところで支援活動・相談活動が繰返されているが、共助だ。公助と言ってもろくなものにならないのだろうが(やるきがないから)、共助は避けられない。

 私的には支援できるお金もないし、たまに美しい自然をだすので、楽しんで戴けたら幸いです。

 

 



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