ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【どうぞ拡散ください】さあさあ本日は5月5日だ(20240505)

2024年05月05日 | 沖縄暮らし

おはようございます。本日は2024年5月5日です(日)。曇

 私が沖縄に来てから35周年の日。昨夜も色々考えていましたが、今はこれらについて書いている時間がありません。何事も、継続は力だと思います。沖縄というのは、シマジマの地理であり,歴史であり、政治史であり、軍事史であり、自然環境であり、文化であり、もちろん人々の生き様です。暗部を見ることであり、自分の無知に気づくこと。

 この35年の間に時代は変わり、米日同盟が攻守同盟として明瞭な姿を現わしてきました。その姿が沖縄にも日本各地にも現れてきています。日本が犯してきた誤りを直視せずにきたツケが露呈してくるでしょう。考えてみれば、2011年に起きた福島原発の惨事すら忘れられているのですから、79年前のことを覚えているはずもない。健忘症。しかし、忘れてはならないことがある!

 イスラエルとパレスチナのことも、ナチスドイツのユダヤ人に対する加害・罪が逆転し、イスラエルのパレスチナへの大虐殺を正当化する。浅はかな人間の罪です。国家レベルで行なわれるから、益々罪深くなる。イスラエルも米国もそして日本も侵略者。同じ穴の狢。侵略者としての日本国は、1879年に琉球国を併合し、アジア侵略への布石を打ったのです。

 人間は汚い者なのか、国家が汚いのか、資本主義が汚いのか、そこが問題です。私は一人の人間として、考える余地を確保していく事が重要だと思っています。汚れなき人間はいないでしょうが、汚れていることに無自覚であってはなりません。

 私達の認識能力は、浅い。薄っぺらです。点から線を見るのでは、一過性でしかなく、一度、見落としたら終わりです。観光という旅では、この一過性を追うだけですから、そうなる。私が沖縄に住んで初めて、線から面を見るようになった。あっちからもこっちからも見るということです。生活圏。私の生活圏は名護市の一部+etc+那覇ぐらい。とても、宮古島や八重山に及びません。断片にすぎません。軍事的ビヘイビアを考えており、そこでこうなれば、ここではこうなるぐらいでしょうか。どこであっても戦争になれば、生活の足下が破壊されることは言うまでもない。私達の生活は軍事力によって支えられているのではなく、普段の経済の力で支えられています。軍事力で守るものは、軍事力でしかないのです。この問題に気づかないと、人々はあっという間に国家に従属させられていきます。

 この簡潔明瞭なことを記して、私は出かけてきます。



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