ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

黙認耕作地を破壊する沖縄防衛局(20220919-➁)

2022年09月20日 | 統合計画

2022年9月19日(月/祝)晴れ

今日の私はただ嘉手納基地を見るために来たのではない。2021年10月25日以降の変化を見に来た。

【拡散願います】「何故?」という問いかけをもって歩きたい(20211025-②) - ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

 

沖縄自動車道の沖縄北インターでバスを降りた。南に向かい、右折。沖縄自動車道を潜る。左側はキャンプ・シールズだ。

左手:キャンプシールズ。11:24

ここらは空軍管理区域だろう。主に住宅地。沖縄県基地対策課発行の「沖縄の米軍基地」によれば、管理部隊は在沖米海軍艦隊活動司令部、第18航空団第18任務支援群。使用部隊は海軍機動建設大隊。

11:26 ドローン規制の看板。住宅地区にと思ったが、海軍機動建設大隊がいるからか。

11:43 米国空軍施設だそうです。フェンスで読みにくいのですが。「警告」しているぞとわかればいいのか。

この奥が東南植物楽園。私はここを通過(左へ)。11:54

Y字路を左に(南西)。

「警告」「不法投棄厳禁」。ものものしいな。12:10

わかりますけど。しかしこの道の両側は嘉手納弾薬庫地区。

文化財調査の標識。左手。2023年3月31日まで。発注者は沖縄県立埋蔵文化財センター。沖縄県が国の下請けか。文化財調査は開発のひとつの手続きだから。12:10

右手側(北西側)嘉手納弾薬庫地区は封鎖されている。奥の看板はここは嘉手納弾薬庫地区。黙認耕作地を明け渡せ。12:16

12:18 去年来たときはまだこれらのドア開いていた。

左手。業者が動いている。働き者か。働かされている。沖縄防衛局・米軍に。12:42

今日は祝日だぞ。

右側。2023年1月31日まで。発注者は沖縄防衛局。何故違うのだろう。

封鎖されている。右側。12:48

右側、封鎖。12:49 猫の抗議が耕作者の気持ちを表している。

黙認耕作者は何人いたのだろうか? 嘉手納弾薬庫地区の土地の所有者は沖縄市だけで3489人もいる(「沖縄の米軍基地」)。

ここはどうみてもうたき。民間信仰の土地だろう。1945年米軍の占領から沖縄の住民から没收されたのだ。途中から「契約」(地代の支払い)と言う形をとっているが、それは占領(没收)から始まった。12:50

民法上の「契約」でないのだ。

抵抗の意思は残されている。右側。12:57

ダンプが出てきた。北に向かう。13:00

左側。現場はあそこだ。13:00

13:02 出てきた。こっちにくる。

右側 「ご迷惑をおかけします」確かにそうだろ。追い出したのだから。発注:沖縄防衛局

13:04

振りかえる。13:06

「不法投棄」への「警告」は、さっさと農機具などの資材等片付けろということだ。置いていく=不法投棄。

フェンスに区切られた区域を過ぎたらこれだ。

右側。土砂を崩している。今日は作業をやっていない。13:10

やっと開放的な場所に出た。基地の中だが、

13:21 この奥は基地。だが入れるかも?

13:19 不法投棄禁止。沖縄防衛局。ここに沖縄県中部保健所環境保全班がかまされている。

「廃棄物の処理および清掃に関する法律」によるのだろうが、詳しく調べたい。

こうあります。「耕作禁止」とかいわずに「立ち入り制限」と「穏便」な排除。キャンプ・キンザーがくるんでしょ。13:21

2013年の「再編統合計画」にあります。日本国防衛省・沖縄防衛局は沖縄のどこでもきちんと説明していない。

13:21 この奥は米軍のリクレーション施設。日中のみ。

県道74号線に出る。

まだ嘉手納道の駅まであと2km。

ここにきたら不法投棄はいっぱいある。「警告」がはられていない。何故か? 14:02

不法投棄が問題ではないからだ。あちらは「耕作者」の排除が目的だからだ。

そうだよな、米軍は施設・区域を日本政府に返還する際、何もしないでオーケーだから。不法投棄しまくりででていく。北部訓練場の返還をみよ(2016年12月)。日米地位協定がなせる技だ。沖縄の住民には排除・「警告」、米軍には「どうぞお好きなように」。明確に2重基準だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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