ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

遺骨混じりの土砂をとめられないのか?!!(20210416)

2021年04月19日 | 沖縄県の動き

 報告が遅れてしまい申し訳ありません。2021年4月16日(金)沖縄県庁前

 この日、沖縄県が南部の遺骨混じりの土砂採掘に反対する緊急集会がもたれました。私もでかけました。沖縄タイムスにも禁止命令をださないとあったので、事態は深刻でした。

私がついたときには抗議集会は始まっていました。怒りの言葉が飛び交っていました。12:16

沖縄戦経験者のお話の後ろには星条旗を掲げた屋台が。やりきれない光景です。12:17

あの戦場を逃げ惑った沖縄戦経験者には、遺骨混じりの土砂が埋立てにつかわれかねない事は、耐えがたいことでしょう。こんな現実を許容できるわけがありません。12:18

「遺骨が混じった土砂で辺野古新基地建設 人のやることではありません」 12:19

 この声を日本政府に、日本国民に届けなければなりません。

脇に立つガマフヤーの具志堅隆松さん。3月1日~6日ハンストを続けてきた彼の思いはいかばかりなのだろう。彼はこの30年あちこちのガマ等に入り、沖縄戦で亡くなられた名も知れぬ遺骨を掘り続けてきたのだ。戦争の責任をとらぬ国への怒りと、県知事の不甲斐なさに愕然とされているだろう。12:30

「沖縄戦没者の遺骨で基地を造るな」この意味を分かりますか?! 12:36

広島のある方がつくられたリボンを配るSさん。私も戴いた。「世界中の人々が、激戦地だった沖縄に向かい静かに頭を垂れるこのときに、今も遺骨が眠る南部の土の採取は絶対に容認できません。リボンから反対表明をします」とある。また別添に「紺色リボン それは協力 粘り強さ 勇気 深い智恵 調和 そして 魂魄」とある。私たちひとり一人が噛みしめなければならない言葉だ。12:36

県議会議員の喜友名智子さん。与野党一致の意見書をまとめたが、県当局の態度に業を煮やしている様子。多くの議員がここにこれないことを詫びていた。12:39

若者も声をあげている。12:43

これほど当然の声が何故通らないのか。理不尽すぎる。12:50

集会を終え、知事の記者会見場へ

県庁前から県庁舎に上がる。ガジュマルも泣いている。否、ガジュマルは泣かないな。「私たちは泣いている」に訂正。13:03

玉城デニー知事が記者会見。措置命令は措置命令でも、土砂採掘を容認するものだ。13:39

「人道上許されない」、「環境保全」と、採掘の容認の深い溝は埋まるのか?! 13:43

◎詳細の批判は別添参照

 

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