2019年10月15日14;30 野原・千代田を観察して、私は千代田の北東側にいた。ドンと空が震えた。さっとカメラを向けた。宮古島飛行場の北東側3500mから4500m先ではないか(ここから約5000m先)。高度は1000mから2000m。超望遠レンズでなかったのが残念だったが、航空自衛隊の最新鋭のCー2大型輸送機だ。約30トン余りの物を輸送でき、人員ならば110名を乗せる。驚き、桃の木山椒の木だ。
この機種は空自の第3輸送航空隊(鳥取県美保松原基地)所属だ。何しに? 何かを運んできたのか、部隊を運んだのか。私が宮古島空港に着いた10時~11時頃には怪しい気配はなかった。物をもってきたのであれば、行き先は野原か千代田だろうが、見かけなかった(野原の可能性絶無でない)。私の推測では宮古警備隊(一部)がどこかに軍事演習に出たのではないか。沖縄島か九州の演習場に。15時30分頃再度宮古空港を探したが、自衛隊の影も形もなかった。
今の宮古島には警備隊(歩兵部隊)の演習場がない。陸トレや武闘訓練ならできるが、ドンパチやる演習はできない。これでは部隊の練度は保てない。外に行くか、演習場をつくるしかないのだ。軍隊ってそういうものだ。
因みに対馬の警備隊には対馬内に小規模演習場を確保している。宮古島に適地があるのか、私たちも検討しておかなければならない。
◎撮影余録ー事前に警備隊はどこで演習をやっているのか考えていた。外に行くだろうと踏んでいた。普段、辺野古で音で機種を区別する訓練を続けている。この成果が出たのだ。この日のコンディションで千代田から民間機の離発着音は全く聞えなかった。そこにドンときたので、軍用の大型機と判断して、まずカメラを向けた。一寸ピントが甘かった。