ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【写真追加】金武町でツバメの群れに会う(20221009)

2022年10月09日 | 自然観察

2022年10月9日(日)晴れ 今日は金武町にセイタカシギを見に行ったのだが。今いちだった。

私が金武町に行くのは2021年12月21日以来のことか。ご無沙汰したな。

喜瀬武原入り口でバスをおりた。キャンプ・ハンセンからブルービーチ演習場に向かう軍用道路を行く。

この道は軍用道路。「軍用車はゆっくり走れ」15:06

民間機の音がする。那覇に向かう飛行機が飛んでいる。15:10

つまり今日は、軍用機はこの逆に飛んでいるのだ。北西に。だから民間機は南東側に押し出されている。那覇から北上するルート(羽田等)は、北西を低く飛ばされているのだろう。管制官は形式的に日本の管轄だが、実質的に米軍優先だ。

北東側にできたホテル? 道も新品だ。今度確かめてみよう。15:19

バイパスが下に走っている。金武の市街地を海側に回避した近道。15:27

右の赤い標識にご注目ください。

軍用車両は入るべからず。農道だからね。15:28

敢えて日本法の表示でないのは何故だ? うーむ?! 

①米兵は日本語を理解できないから。

➁農道に道路法・道交法に基づく交通標識を建てられないから。

③民間が建てたのでは米兵に拘束力がないから。さて正解は? 

今度金武町役場に聞いてみよう。

 

今日は難しい話はなしで歩きたい。15:42

アカバナーと月桃の実。

ゲットウの実。月桃の花も実も素敵だ。15:43

ブルービーチ演習場入り口に着いた。誰もいない。だよね。日曜だから。

この赤い標識は米軍が着けた? 「米軍戦闘車両 左折・右折禁止」 15:52

速やかに中に入れと言うことか。

ここで私は右折。

約200m先に休憩所がある。

休む前に金武大川をのぞき込んだ。ツバメが群舞している。お、おー! たくさんいる。

しかし撮るに撮れない素速い飛び方。川の上の虫を捕っているのだろう。

仕方なく電線に止まっているツバメを撮る。下半身が白く、まぎれもなくツバメだ。16:19

民間機はあいかわらず、沖縄島東側を那覇空港に飛んでいる。16:22

ツバメ9羽。群舞の後の一休み。16:26

群れは約70羽。渡りの途中だろう。どこからきてどこに渡るのか? どうも尾の切れが短い幼鳥が多い。今年生まれたのだろう。

16:28 ツバメを見ていると懐かしさが募る。

しかしツバメは国家だ、民族だ、国境等と無縁。人はツバメが住める環境を後生に残せるのか? 今私たちは大きな歴史の分岐点に立たされている。

しきりと体を動かしている。羽づくろいという奴だ。16:29

因みに沖縄にいるツバメの仲間はリュウキュウツバメ。下半身が灰褐色だ。留鳥。飛び方も違う。

セイタカシギだがこのあたりにもいた。1羽。

向かいの土地に水が入っている。セイタカシギ2羽。16:30

私は上流へ向かう

こんな場所。16:53 イソシギやアオアシシギがいた。

怪しげな車が走っている。野鳥撮影の車だが、私は嫌い。確かに車内からの撮影は有利だ。野鳥に近づける。よく言えば、野鳥を脅しにくい。だが自然と切れたところで、鳥だけ撮るな。

このあたりでセイタカシギと覚しき20羽ほどの群れが西に飛び去った。

農地にダイサギが群れている。17:02

金武バイパスの先で。

雲間から飛び出したC-17大型輸送機。17:11

嘉手納からバイパスの上を東進。どこに向かうのか? 

デカい。尾翼に「HH」とある。どこの所属だろう。17:12

民間機がもっと上を那覇空港に向かって飛ぶ。17:19 

軍用機と高度差があるものの、前後して東に、西にした。

国道329号に上がる。並里公民館を経て「金武町役場前」。

疲れました。バス待ち40分。

明日が満月だ。18:33



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