ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】嘉手納基地への道での発見(20221010-①)

2022年10月10日 | 沖縄島中南部

2022年10月10日(月・スポーツの日・コロンブスデー)曇り

私は、本日日本の3連休だと思い、米国も祝日だとは知らなかった。作戦を誤った。しかし結果は良かったのだ(➁で記す)。ところで私は「スポーツの日」とも認識していなかった。「体育の日」がいつのまにか、こうなっていた。

池武当に11時着。ここから嘉手納道の駅まで歩く。

月桃が大胆に倒れている。11:06

実はあちこちになっている。

まだ咲いていた月桃。11:17

大木にぶらさがるヘクソカズラ。曇っているせいなのか、殆ど花を閉じている。11:42

この川の奥は基地の中。大木になっている。11:45

幹の周囲は1m余り。高さは15mぐらいか。樹齢何十年なのだろう。沖縄戦後生まれなのか、いづれにしても君は偉い。ここまで成長しているのだから。木にとって基地の中にあるか外かは、関係ない。ここにあることが重要だ。森をなしているのだから。

嘉手納基地の滑走路のそばまできた。

11:52 タイワンモクゲンジの花。

11:53 タイワンモクゲンジの実。沖縄タイムスの10月8日に出ていた。

大木も道にでてくると切られてしまう。しかし若芽がでてくる。簡単に諦めない生命力。11:56

私たち人間は、生命力についてもっともっと学び、考える必要がある。

嘉手納基地がはっきりと見えてきた。

何だろう。「当施設では、指定された喫煙場所を除き、喫煙が禁止されている」 12:07

へんだな。沖縄の民は、立ち入り禁止でしょうに。意味不明。

大昔の掲示だとは思えないのだ。「違法侵入者」への脅しか。1950年代の「宝島」(真藤順丈著 講談社 2018年刊)の世界のことを思い出す。米軍の物資を盗み出した若者たちがいたそうな。生きるためのガキどもの闘いだった。

今日は左(嘉手納基地)側の歩道を歩いている。

あ!、失敗。12:08

だが顔も写っていないし、ナンバーもないので使わせてもらう。

ここ。嘉手納基地から弾薬庫につながる道の出入り口。案外重要なポイントだ。12:08

ここの警備は厳しい。

怪しい大型車両が通過。12:25 航空燃料のタンク車両だろう。12:25

どうも地下道を潜り、私が歩いている道を渡り、弾薬庫側に入るみたいだ。12:25

12:27 滑走路誘導灯と茅の穂。

何かと言えば、晴れていて飛行機が飛べば絵になるかも。

12:31 防衛施設局の道標。米軍基地を日本政府がガードしているのだ。土地の境であるが、それだけでないところが、日本国らしい。私たちも「日米地位協定」の力学を学ばなければならないのだ。よくわからないところが曲者なのだ。

12:41 読書の秋して、勉強しよう。

黙認耕作地のパパイヤ。12:51

この森も嘉手納基地。12:54

森は私たちの味方だ。繰り返すが、木々が生きていることが重要なのだ。米軍の物でも、日本国の物でもない。私たちは森と共に生きていくことはできないのか? 地位協定を巡る「密約」を暴き出す意味は小さくないはずだ。

こうした考え方は「妄想」ではないと、私は信じている。

 

何だろう。美しい。12:57

12:58 「道の駅 かでな」だ。本日は徒歩2時間もかかったようだ。

因みにコロンブスデーとは、クリストファー・コロンブスが「アメリカ大陸」を「発見した日」を祝う日。所詮、ヨーロッパ人が「新大陸」を発見し、制圧していったことを祝う国なのだ。530年後の今に通じている。

私は1992年の500年史を考える集いを共に担い、学んできた。再考すべき時だと、薄々ながら感じている今日この頃だ。

 

 



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