ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ここは生きものたちが生きる場だ(20220822-②)

2022年08月22日 | 自然観察

【おことわり】

◎本稿はややグロイ場面が出てきます(後半)。苦手な方は、ご覧にならないでください。

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2022年8月22日(月)-②

(前半)

お散歩へ一人で向かう。YさんやCたちは、テント村から辺野古川を渡る。私は運動靴であり、今日の状態で渡るのは不可能。

あった! しばらく満潮時だったので発見できていなかった。マングローブの木。多分、メヒルギ。高さは40cmぐらいに伸びている。9:00

逆光なので、帰りによく見よう。

帰路:辺野古川河口から上流側に一人で戻る。一人だと気にせずに、自然観察・撮影ができるのだ。

9:36 すっと立っている。

よくみていると、砂の中にカニが潜んでいる。2個体。9:38

触覚が長いね。9:40

もっと大きく撮りたいが、レンズを替えるのは心配だ。足下が濡れており、腰を落としているから。

こちらが動けば、彼らも動くし。

平べったいカニだ。わからない。9:41

ちょいと近づいた。よくわからない。9:42

前から。9:42

口を開けている。9:43

暑い!カニたちは水の中にいるから、平気なんだろう。

引き上げよう。

川から上に上がる手前で、大きなカニが飛び出した。5mぐらい先に走った。

しかし見つけた。ツノメガニだ。私の目は節穴ではない。9:45

前に回り込もう。

立派なオスだ。甲長(甲羅の横幅)6cmぐらい。9:45

逃げられずにすんだ。

テント村に戻り合流。

(後半)

私が狙ったのは、ツノメガニによるミナミコメツキガニの狩り、食べる場面。

こういう濡れた干潟にツノメガニはミナミコメツキガニを採りに行くことを、私は知っている。2014年以来ここで観察してきたからね。

いました。10:27 右に移動中。黒いのをもっている。あれがミナミコメツキガニ。

陸に上がってくる。10:30

2個もっている。10:31

10:31 真正面を向いた。両のはさみにがっちりとくわえている。10:31

はさみでミナミコメツキガニを砕いている。10:32

10:32 今回は食べる場面を撮り損ねたが、大概巣穴に持ち込んで食べるので、ここまで撮ればよしとしたい。

ツノメガニは斜めに横に向かって歩くので、なかなかこちらにきてくれない。下手にこちらが動くと逃げられる。脅すことになってしまう。こちらが歩くと震動を覚知して、危険だと逃げる。自分の影が相手に覚知されないように。

尚このはさみは案外強力だ。下手に捕まえたりしないこと。挟まれたら怪我します。

 再びツノメガニ。

11:00 

11:00 砂をかき出してくる。右側のはさみで。

そうれ!弾き飛ばす。11:00

11:03

干潟を見たらまたミナミコメツキガニを採ってきた。11:06

ツノメガニはハンターだ。

ここは生き物たちが生きる場だ。しかしこうした自然がいつまでもつのだろうか?!心配だ。

 

 

 

 

 

 

 

 



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