内容は別紙とおりです。これまで東京付近で考えていましたが、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県などでもかまいません。1カ所が2カ所になると、その分交通費を安くすることができます。当たり前ですが。講師料は90分を原則として2万円です。交通費と宿泊費。先着順で決めていきます。
重ねてのお願いです。
以下の企画の主催者になっていただけないでしょうか?
「不戦を生きる沖縄へ 日本へ、漕ぎ出すのは今」
Ⅰはじめに
昨年の12月8日、私は長野県上伊那地区の「第35回 永久に不戦を誓うつどい」に講師としてお招きいただきました。多くの若者を含む300名が集まり、とても勇気づけられました。
Ⅱ反戦・非戦・不戦
私が若者だった60年代から70年代初頭、ベトナム反戦運動が活発でした。米軍の蛮行は顕著であり、徹底抗戦するベトナム民族解放戦線の正義も明らかでした。反戦の呼びかけに万余の人々が参加していました。
しかし2003年から始まった米国のイラク戦争を迎えると、正義を体現する主体が見えず、なぜ反戦かあやふやでした。「非戦」なる言葉が生み出されました。私は「不戦」だと考えます。戦争を誘い込む差別と向き合い、より主体的だと思うからです。
Ⅲ新基地建設は「島嶼防衛」の前進基地建設
沖縄は1972年5月15日以降も戦争の出撃拠点にされてきました。それどころか「島嶼防衛」をお題目にした金儲けに踊らされ、対中包囲網の前進基地化が進められています。中距離ミサイル廃棄条約が破棄され軍拡が再び意気を吹き返していきます。
安倍政権は再び沖縄・琉球諸島を戦場に差し出そうとしています。私は「米国(日本・中国・●●国)ファースト」は、人類の未来を破滅に追い込むと思います。琉球諸島の運命は日本全体へ、アジア全域に及ぶでしょう。
Ⅳ沖縄の覚悟
普天間基地を抱えている宜野湾市議会が辺野古移転促進決議をあげてしまいました。沖縄の中の亀裂が深められようとしています。沖縄の人々は、74年前に沖縄戦の渦中に叩き込まれました。そこから『命どぅ宝』を訴えてきたのです。今、沖縄の民意が、覚悟が問われています。
Ⅴ不戦に生きる
基地の島を「観光アイランド」の陰に隠してはなりません。私の希望は不戦。これを歴史から学び、自分自身を問い返し、不戦に生きる沖縄の一端を担ぎたい。皆さんもその第一歩を踏み出しませんか。
(山本英夫:フォトグラファー/自然写真・報道写真 1989年から『基地の島』沖縄に通い、2011年から与那国島・石垣島・宮古島に通う。2013年から名護市在住。
◎日程:2019年12月5日~8日(5日夜は静岡県袋井市で決定)6日夜、7日午後、同夜が未定。
◎会場は静岡県、愛知県・三重県・岐阜県、あるいは東京都付近で移動可能な場所
◎費用:90分20000円+交通費・宿泊費(東京・神奈川ならば不要)
◎お問い合わせ・申し込み 山本英夫 メールohpyamahide@jmail.plala.or.jp