おはようございます。本日は2023年11月7日(火)晴れ この2,3日暑い日が続きます。折角ホットコーヒーに替えたばかりなのに。昨日は暑い中で、TPSー80レーダーの資料を探し、読むのに四苦八苦。英文をネットで日本語訳にしてもちんぷんかんぷん。中途半端。幾つかの資料から正解に近いことを整理。英和辞書を開き確認。A/Lとの標記はエアとランドのようです。「地対空」ではありません。空中からの攻撃にも、地上からの攻撃にも対応するぜという、マルチレーダー。その上、細かい字が読めず、二重に辛い。お陰で終わったのは26時。午前2時でした。お陰で、今日こそ安和に行こうと思っていましたが、断念。
演習は、あくまでも図上での演習があり、その想定に沿った実動演習です。だから当然部分的。私たちが一部始終を見たとしても、それも一部。近代戦は、無線(通信)とレーダー、コンピューター(インターネット)で各部門が繋がっていますから、ここから見えるものは、ごく一部。絶望的に分からないのです。しかしわからないと言って、見ようとしなければ、益々分からなくなり、泥沼に嵌まる。分からないから、なんとか分かろうと考えると、安易に走りがち。誤解に陥る。ここは、十分に気をつけなければなりません。「凡ミス・英夫」になってしまいます。自戒しなければなりません。
今日の新聞(琉球新報、沖縄タイムス)に「大宜見で低空飛行」がでています。大宜見村塩屋(西海岸)付近で11月6日10時頃と11時30分頃に目撃されたとあります。写真を見る限り、MC-130特殊作戦機でしょう。高度100mぐらいかと目撃者は語っていますが、100mから200mぐらいでしょう。彼らはわざわざやっているのです。彼らが低空飛行する目的は、「敵」のレーダーにひっかからないように「敵地」に潜入し、偵察活動をします。いざというとき、低空から攻撃するためです。村があり、人家や学校が見え、畑があり、様々な目標が見える。だから彼らは性懲りもなくやるのです。しかし難しいのは、一カ所から見ても、どこから来て、どの方向に飛んだか、どの程度の高度かを見極めるのは容易ではありません。普段から方角方位を見極めていないと、定かな判断をすることはできません。できれば、周囲に友が居れば、連絡し合って、確認できれば確実性が高まります。米軍は、例年こうした低空飛行をしばしばやっています。今回の飛行は、11月10日から始まる(20日まで)日米共同統合演習の準備かもしれません。今後1週間あまりは、要注意でしょう。私も気をつけて見て(聴いて)います。
昨日、ある方から電話が鳴りました。「勝連半島でCH-47が飛んでいた」と。近かったらしいです。CH-47大型ヘリは、陸上自衛隊と航空自衛隊に配備されています。両者ともに那覇基地に配備されています。陸自の奴は暗褐色に迷彩が施されております。空自の奴は、クリーム色に色々な迷彩。その濃淡の違いで、一目で分かります。それは空自のだとわかりましたが、だとすると何をしていたのか分からない。怪しいのです。空自のこのCH-47は基本的に輸送ヘリ。那覇から宮古島や沖永良部島にある対空レーダー基地等に定期便を飛ばしています。人・資材等を運んでいます。勝連半島で私は見たことがありませんし、飛ぶ理由が見当たりません。これも日米統合演習の事前準備かもしれません。
様々な疑問が湧いてきますが、よく分からない上に、住民にとっては好ましからざる事でしょう。不愉快です。しかしよくよく見ていない限り、戦争が始まってしまうかも知れない。
私は去る6月に東京に行った際、山梨県の南アルプスの2000m級の山間の谷から尾根にでてきたMC-130の写真を友からいただきました。ドッキリという至近距離。高さも同レベル。新聞で山梨県、長野県周辺の山間を飛んでいるとでており、私は知っていました。だが、この迫力には驚かされました。彼はこの山域を承知しており、私もある程度知っている地域です。やや望遠ぐらいのレンズで撮っているので、尾根と谷が分かりそこに飛行機がでてきた瞬間です。見事なジャストミート。
さて今日は、石垣島の続きを書きます。お楽しみに。