2023年4月13日(木)晴れのち曇 ① 下地島・伊良部島
本日は正味2日目。お昼過ぎまでの予定。宿を7時頃出る。
8:12 昨日の朝と同じ場所から。対岸は下地島、下地島空港北側。伊良部島佐和田の浜の北側から。
8:16 沖を北上するのは海上保安庁PL-62「いしがき」だ。いいえ、石垣保安本部でなく中城保安本部所属のはずだ。
キキョウランが朝の光を浴び、余りに美しかったので撮った。8:29
たまにはこうこなくては。緑の球はキキョウランの実です。
8:39 昨日の定位置に着いた。白鳥岬の西側約250m。RKK(琉球海運)のRORO船(自動車運搬船)の「かりゆし」(船尾に見える)が南下。宮古島平良港から石垣島石垣港に向かうようだ。
潜水艦救難艦403の「ちはや」が、今日もいる。遠い。8:48
PL巡視船(多分PL-62)が「ちはや」の奥を西から東へ横切るようだ。8:55
私の居る前を漁船が行く。釣り船だ。捜索とは無関係。9:05
沖合を行く南西海運の「よね丸」RORO船。9:20
南西海運もRORO船を運航し始めたようだ。宮古から石垣に向かう。奥は宮古島。9:20
RORO船とは何度も書いているが、トラックが自走して乗り降りできるスロープ(ハッチ)がある船。
あたりは霞んでいる。
池間大橋の手前を行くPL201「みやこ」大型巡視船。3500トンある。池間島(左側)は宮古島(右側)とこの大橋で結ばれている。9:27
今日も「ちはや」は巡回捜索中。9:35
上を飛ぶ空自UH-60J救難ヘリ。海と空で連携しながら捜索しているのだろう。
伊良部島上空を飛ぶNHKのヘリ。9:42
取材だろうからゆっくり飛んでいる。
9:52 左から出てきたゴムボート。海上自衛隊と思われる。船名等ない。
大分近づいてきた。9:56
海面の漂流物、岩場への漂着物を探していると思われる。このパターンでやるときは、陸上側と合せ、同時にやるべきだと私は考える。
大型巡視船PL-62「いしがき」だ。10:07
潜水艦救難艦「ちはや」10:32
基本的にソナーで探索しているのだろう。もしもヘリのボディを発見したら、「ちはや」はその場に停まるはず。自動艦位保持装置があり海洋上でも固定位置を保てるらしい。
きのうよりは動きの範囲が狭まっているようだ。
奥に「ちはや」手前に海自のゴムボート。10:40
10:40 PL-62と海自ゴムボート。
10:45 振り向けば、陸自3分の1屯トラックが2台。これまた宮古島警備隊の本部付き。
第8師団から来ていないのだろうか?
前を向けば、ちはやが右を向き近づいている。10:48
車から降りた数名が海に降りていくようだ。10:52
トボトボする感じだが、気持ちは分かる気がする。本日で8日目だから。
10:56 陸自隊員が私の左側から岩場を降りていく。何度もやっている行程だろう。
戻ってきた。10:59
海と岩場を見下ろす陸自隊員。11:00
発見に至らない空しさ。広く複雑な海で、発見することは、そうそうない。
私は帰りの飛行機の関係で戻らないとならない。下地島空港へ。
下地島空港に着陸するジェットスター機。11:03
航空自衛隊の救難ヘリUH-60J。11:20
(続く)
こうしてみていると、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊がそれぞれ動き、また海上保安庁も動いている。上部での指揮統制は統合幕僚監部がやっているのだろう。しかし肝心なことは、現場での相互の連携・調整だろう。陸海空統合軍としての機能は、どれだけ働いているのだろうか。これは、防衛省・自衛隊にとって、事前にプログラムが用意された統合演習などと異なり、予期せぬ事態における対応だから、今回の事故を今後どう総括するのだろうか? 極めて興味深い。