ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

保良に駆けつけた(191016午後)

2019年10月22日 | 宮古群島
2019年10月16日午後 晴れ
 宮古島市役所から保良に車で駆けつけた。14時30分着。保良は宮古島最東端の東平安名崎から西方5キロに位置している。
サトウキビ畑に警察がいる。14:31
県に出している看板には『演習場地区造成工事』とあって、弾薬庫を隠している沖縄防衛局。22500平方メートル。
トラックが出るのを止めている。14:31
彼だ。一人で座り込んでいる。いや、ご先祖様にうーとーとうしているのだ。14:32

こんなだ。出いり口に座り込んでもいるが、ここには警官もいない。14:40
拝んでいた人が立ち上がった。私は後方に下がり、全体的な状況を写す。14:54

トラックが出てきた。14:59
機動隊が控える。こんなところで、君たちを撮りたくないのが。15:02
現場出口から市道まで約150mの農道をゆっくりと牛歩する。15:02
警官も押し込めたりしない。ゆんなーゆんなーしていこう。15:20
トラックもじわじわと。15:21

私は前に行ったり横に行ったり後ろに行ったりと、牛歩とつきあう。15:24

保良地区に弾薬庫を造らせてしまったらどうなるのか。宮古島に弾薬庫を造られてしまったら、どうなるか? 宮古島を戦場にする弾薬庫だよ。ナラン、ナラン!15:28
市道に出て行く。5両だ。15:30
今日はここまで。みんなの協力でトラックの出入を2回に押しとどめた。10トントラック11両。
これを毎日朝から夕方までやらなければならないのか。15:51
右の男性は山城博治さん。今日も宮古島で頑張っていたのだ。
住民連絡会の清水早子さん。諦めずに闘おうと呼びかけた。15:54
明日からも頑張ろうと、レッツ・ダンス。16:05
こうして現場を離れた。集落沿いに南側の道に回る。

すると先ほど御願していた彼が祭壇を並べている。16:20
聞くと、予定地の一角とされているこの土地は私有地だと。彼が遺族の意思を受けて、僧侶として管理しているという。この左に看板を掲示していた。
ここが弾薬庫建設予定地だ。あの黒い袋をトラックで搬入しているのだ。16:33
海に夕日が掛かってきた。16:44 保良を後にします。また明日。
因みに飛んでいるのはツバメ。リュウキュウツバメではない。

◎撮影余談ー農道に様々な自動車が止まっていたり、市道に走っている。このナンバープレートを写し込まない努力もプロの技。黒く消すのは美学に反する。





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