2021年10月9日(土)晴れ ②
私が土曜日の嘉手納に色目をつけたのは、前日8日のホワイトビーチが全滅だったため。嘉手納には岩国のFA-18戦闘攻撃機が飛ぶだろうとあたりをつけたからだ。結果は、①でご覧の通り大当たりすぎた。後半は爆当たりとなる。おかげさまで私の嘉手納認識は、一歩深まったのだった。
何時頃のことだったか、忘れたが、若者二人組が声をかけてきた。「どのくらい待てば飛ぶんですか?」と。現物を見たいのだろうが、私にはわかりません。「軍事飛行場には公開された時刻表はありません。しばらく待ってね」としか言い様がない。何を「タイミングが悪い」、「タイミングがよい」というのか、大きく分かれるのだが、軍事飛行場を見て、何を考えるのかは、その人次第。いや、せっかく沖縄に来たのだから、沖縄はこんなだったと考えるきっかけにしてほしい。「平和学習」などと言わないからさ。
ボーイング747が降りた! 15:49
ナショナル航空か? 15:50
ナショナル・エアラインズ。15:50 ボーイング747-400だ。この会社は米国の民間会社。主に貨物輸送の航空会社で、軍との契約を一環とした経営をしている。因みに、「ナショナル航空」とは別の会社だそうだ。
奥の駐機場に向かう。15:51 軍事飛行場でこんな物を見るのは目の毒だ。
駐機場に止まった747ー400。15:55
望遠レンズは、多分、左手のP-8を撮っている。マニアが集まる嘉手納飛行場なのだ。
そしてもう一機。アトラス航空のボーイング767-300.15:59
こちらも軍と契約している民間会社だ。パトリオット・エクスプレスと言われている軍の人と貨物を運ぶ国際不定期便だ。
などと色めき立っていたら、FA-18が再び出てきた。また飛ぶのか? 15:59
目の前に来たアトラスの767.ここから駐機場に向かう。もっとも私の位置から約500m先だ。16:00
FA-18戦闘攻撃機が飛び出す。16:05
写真だと音なしなので、わからないだろうが、爆音だ。16:05
管制塔の前を抜ける。16:05
目の前を抜けていく。「03」番機。見える距離と見える角度の時に、雲に遮られていなければ、番号を読み取れる。16:05
またとんだ。FA-18。16:05
続けて3機だ。このスピードを追いかけるだけで、へばるわ。16:05
そしたらP-8対潜哨戒機が降りてきた。16:05
ここは、土曜でも目が離せないのだ。
P-8対潜哨戒機「763」番機。16:27 戻ってきて離発着訓練か。
アトラスを見るとバスとトラックが来ている。タラップから人が降りている。16:36
P-8「763」降りてきた。16:40
目の前だ。ここから左奥の駐機場にターン(右折・左折)。16:41
ここで考える。
①岩国から来たFA-18は、土曜日を無視して演習している。沖縄近海だからできる射爆撃演習をしている?
②P-8やEP-3の海軍機は、周辺に展開している第7艦隊との演習=警戒だろう。
③岩国から来ているKC-130空中給油機3機は、FA-18のサポートではないか。
④中国との戦争に備えている米国・米軍は、いざとなれば、沖縄(琉球諸島)を巻き込んだ戦争を始める。外来機の飛来は、ますます増えていくだろう。騒音がうるさいだけでなく、戦争の可能性を高める軍事行動を止めなければならないのだ。演習から実戦になることは、1937年の盧溝橋事件をみても、ありうることだ。あの時代は陸軍が中心だった。今では真っ先に動くのは海軍・空軍だ。84年前とはスピードも破壊力も段違いに向上しているのだ。
それだけ私たち市民が熟慮し観察していない限り、戦争に叩き込まれてしまいかねないのだ。
⑤だから中国にも言いたい。覇権主義をやめろ!膨張主義をやめろ!
因みに、私はイデオロギー的に「中国を支持する」などと言う馬鹿げたことを一切していない。米国を、中国をも冷徹に見ているつもりだ。戦争して儲けたいという輩を許さない。そうした日本を止めるのは今だ。今しかない。