今日も梅雨空だ。だが天気予報によれば、6月20日に梅雨明けだという。この季節の沖縄は77年前の沖縄戦の慰霊祭があちこちで行われる。今年もコロナ禍で6月23日の県の平和祈念式典は縮小版で行われる。また前日の6月22日が参議院選の告示日となり、慌ただしい。
このせいもあるのだろうが、毎年6月23日に魂魄の塔脇(糸満市)で行われてきた「国際反戦集会」は今年はない。ないというのは不正確で6月18日に那覇市内で行われるようだ。
ということで今年の私は、23日の糸満行きは取りやめる。そのかわり佐喜眞美術館等に行く。
「『復帰』後 私たちの日常はどこへ帰ったのか展」 この渋さに私は唸る。美術を等して「『復帰』後の沖縄で暮らす私たちの日常」を考える意味は決して小さくない。
https://sakima.jp/exhibition/.assets/exhibits220617-0911.pdf
関連で6月18日(土)には朗読劇「人間だから」も開催される。
また、辺野古や安和での闘いは日常の中で継続されている。これらにもでかけたい。
そして今、断じて看過できないことは沖縄・琉球諸島を戦場にするシナリオでの「台湾有事」が煽られていることだ。これに対して、「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」が6月19日と26日の2回のシンポジウムをもつ。
①6月19日 「軍靴高鳴る時代の中で沖縄戦の教訓を考える」メイン講師:石原昌家さん
13:00-16:00 教育福祉会館(那覇市古島)
②6月26日 「南西諸島有事を勃発させないために」 メイン講師:岡田充さん
13:00-15:30
https://isfweb.org/wp-content/uploads/2022/06/ccf49a10e3c9c3cd235a0dbdbf19253b.pdf
是非とも参加いただきたい。
有意義な6月を過ごしましょう。梅雨が明けたら一気に暑くなる。日焼け対策・水分(塩分)補給を怠りなく。