ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】6月11日の「沖縄から視る『安保3文書』ー基地・軍事力のど真ん中からのリポート」レジュメ

2023年06月19日 | ヤマヒデ企画

 2023年6月11日18時から、世田谷区経堂地区会館で、戦争をさせない世田谷1000人委員会主催の元、「沖縄から視る『安保3文書』ー基地・軍事力のど真ん中で」を語り、お見せしました。パワーポイントで55枚をお見せしましたが、会場を埋めた皆さんは、終始凝視しておりました。

 正直に言って、これをまとめたのは、始まる数時間前。骨子にそって、写真を選んできましたが、自分でも気持ちが悪くなるほどの軍事写真のオンパレード。どう考えてもいいもんじゃないし、気色悪くなる。それでも、皆さんが終始注目していたのは、沖縄・琉球諸島で、こう展開されているのだと、知ったからでしょう。

 議論の中で、「安保3文書」は、クーデター的なものだとの意見が出されましたが、私はこれを否定。これまでの防衛計画大綱に、空母所持(婉曲な表現にすり替えて)もスタンドオフミサイルも、もつとありました。そもそも水陸機動団は2004年に長崎県相浦に前身となる部隊ができており、これは日本国憲法第9条「(前略)武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、これを永久に放棄する」にあからさまに反する部隊です。軍事の実像を見ずに、政権による「解釈改憲」に流されてきたのであり、2014年7月1日の安倍政権による閣議決定=行政権が立憲主義をねじ伏せ、公然と突破したのです。

 この時の反対論は、集団的自衛権の合憲化の是非が焦点になりましたが、実は「島嶼防衛」「台湾有事」の問題が隠されていたのです。ここを直視できなければ、ずるずると自衛隊=軍隊の強化が進んでいきます。米日共同統合作戦軍になっていることを、私たちは如何に批判していくのか。

 その第一歩のスライド&トークでした。まだまだ私の整理不足と、パワーポイント小学1年生ですから、稚拙であり、課題がたくさんあります。今後、沖縄県内外向けの2つのバージョンに分け、もっとわかりやすく作り直していきます。

 

―沖縄から視る「安保3文書」―基地・軍事力のど真ん中から
ヤマヒデのスライド&トーク    
2023年6月11日(日)経堂地区会館
主催:戦争を許さない世田谷1000人委員会 

(Ⅰ)「安保3文書」(2022年12月16日国家安全保障会議決定・閣議決定)( )は写真の枚数
「戦後51年、1歩前進」?(1)
①「国家安全保障戦略について」
➁「国家防衛戦略について」
③「防衛力整備計画について」

(Ⅱ)米軍優位の日常の中で(地図)
①嘉数高台から(5)
➁那覇空港をまたいで飛ぶ米軍オスプレイ(1)
③那覇軍港に降着する米国海兵隊(1)

(Ⅲ)第15旅団の現状-15師団へ強化(3)

(Ⅳ)ホワイトビーチ
①ホワイトビーチを守る掃海艇(1)
➁ホワイトビーチと佐世保(3)
③海自揚陸艦・陸自水陸機動団演習(2)

(Ⅴ)2022年8月2日・3日ペロシ下院議長、訪台後の嘉手納
①嘉手納 22年8月7日(日)(5)

(Ⅵ)島々にて(地図)
①与那国島(2)
➁石垣島(2)
③宮古島(23年04月06日第8師団ヘリ墜落事故を追う)(12)
④「島嶼防衛」の最大の課題は輸送・兵站能力(4)

(Ⅶ)米日共同演習
①22年11月共同演習(1)
➁23年3月共同演習(4)


(Ⅷ)軍民共用空港の那覇空港
①軍民共用空港(3)

(Ⅸ)まとめ(5)
①「国家主権」に大逆転していく時代の中で
➁軍事国家に向かう中で潰されていくもの
③私たちの課題

写真:55枚

以上

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講演料は2万円+交通費(宿泊費)です。

 



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