ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日は「沖縄そばの日」(20221017)

2022年10月17日 | その日暮らし

おはようございます。2022年10月17日(月)曇り 

 昨日の夕方、那覇まで行き、16日から始まった那覇市長選をみてきました。今度の選挙は、とんでもないことになっており、那覇市の選挙というか、この国が県都の政治を握りたいと大逆転を狙っています。そこんとこは、別途書きます。

 今日は「そばの日」。沖縄そばの日です。ご存じの通り、沖縄そばは、穀物の「そば」を使っていません。小麦です。これが1972年の5月15日、沖縄が日本になった途端に、日本法が適用され、「沖縄そば」を名乗れなくなったのです。業界の皆さんはこれに大慌て。沖縄の皆さんもそうだったことでしょう。

 沖縄生麺協同組合が奮起し、『沖縄そば』を求めて闘った結果、1978年10月17日に公正取引委員会が『沖縄そば』を認めたのです。私も昨夜、沖縄そば(生麺)を買ってきました。やはりしょっちゅう食べていると、味覚になじんできます。「どこそこの沖縄そばは美味しいよ」と言うことも度々となっています。

 食べ物の嗜好の違いも、文化です。文化の多様性を認め合わないありかたは、ほんとにおかしい。違いがわかることと、そこに格付けを図ることは、根本的に異なる発想です。

 私の味覚は保守的なので、暮らして食べて、なじんできて、漸く「おいしい」と思うようになりました。お互いの味自慢は楽しい話題ですが、これでケンカや、戦争にならないと思うのです。認め合う力を育まずに、友好など生まれません。私が海外に出掛けたとき、中華屋さんがあるとほっとしました。なじんでいる中国料理(むろん地域で様々な中国料理がある)を食べると、ほっとしました。

 何が美味しいと感じるかは、人様々であり、押しつける、押しつけ合うことではない。ロックを聴いて、うるせえだけと感じる人もいれば、ギンギンに興奮する人もいるように。

 ただ『沖縄そば』について言えば、地場の小麦の生産量は全然足りていないでしょう。地場の生産を大切にする農業政策は重要です。畑を撮ることもある私ですが、金武に行けば、田芋の水田を撮りながら、田芋パイとか、田芋まんじゅうとかおいしいと思う。暮らし・命の営みに着目して撮るべきでしょう。課題はつきません。



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