ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ショートトリップへ出かけます(20240531)

2024年05月31日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2024年5月31日(金)晴れてきた

 本日は6時起床で、旅の準備をした。ザックカバーが見当たらない(オロオロ)。雨具の一種。くも隠れ。他方、濡れてダウンしたカメラは回復した。翌朝ダウン。修理の手配を準備した。翌々日、不完全回復を確認。今朝、回復を確認! やった! しかし濡らさないことだ。

 昨日東京から友が来ていると言うことで、3名で飲んだ。いやはや重大情報がもたらされた。真偽の程を確認中。他方、彼との間にある意見の違いにも驚かされた。追って、まとめたい。

 先日も、こんなことあった。ある女性が生け花に野の花を撮ってきた。その中にテンニンカというチュラ花が一輪。私は野に咲いていないかと目をこらしながら歩いてきたのに、見当たらなかった。それが入っていた。植物だって、生物だというもんだいと、生け花という人口の美学と、野で鑑賞する美学の違い。私はナチュラリストであり、ナショナリストではない。

 さて、これから3日間、小さな旅に出る。お天気次第の計画。確実に決めている行き先は、わずか。講演会もあれば、過去を考え直す歩みもある。勿論8月の写真展の準備を含む企画。沖縄35年目の私に、素晴らしい企画を働きかけていただいた「フォトジャーナリズム展三重」の皆様に感謝したい。普段、不十分にしか撮れていないからこそ、よし、まとめようという気になった。どうしたって、定点観察の場と、不定点観察の場の違いがある。もうどうしようもないほどの差。何故私はここを重視するのかという問題と、重視したいと思っていても度々行けない所の差。

 「琉球諸島・沖縄島」と通常と逆にしたが、事は言葉の配列ではいかんともしがたい。ひとりでやることの限界は明白だ。今回の企画の中で、気づいたことがあった。現沖縄県には、琉球王朝とは縁もゆかりもないシマがあるのだ。私も全く気づいていなかった。北大東島と南大東島だ。個人の活動が、国と交わるとき、国境などという問題と重なった。人間の移動能力が近代的な技術と近代国家と欲望が重なり、拡大していくと様々な軋轢が生じていく。力のある国が植民地支配を拡大していった。

 武力による支配は、何を正義だと主張しても、ダメなモノはダメだ。対話と抑制が働かなければ、かみつき合うだけだ。そんな世界に誰がしたのだ?! 小さな旅からも感じたい命のこと。

 行ってきます。



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