(【博物館 明治村】日帰り観光、記録の続き)
「帝国ホテル」ライト館の見学で、あまりの凄さに驚き
興奮冷めやらぬ状態になってしまったけれど、
見学はまだ始まったばかり。
次の見学先へと向かう。
次は、“明治の文豪、お宅拝見”だ。
今回【明治村】へ来た、もう一つの目的でもある。
目的を達成すべく、帝国ホテルの5丁目から移動する。
そして、明治村1丁目。
“明治の文豪”と称される作家のお宅に到着!↓
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さて、誰のお宅か想像がつきますか?
答えは……
夏目漱石 & 森鴎外
“明治の文豪”と言われる二人が、この家に住んでいたのだ!
すごいですよねぇ…!
ただ、2人が一緒に住んでいたわけではない!のです。
混乱するといけないので補足説明すると、
正しくは、この家は貸し家で
先に森鴎外が暮らし、鴎外が別へ移ったその後、
漱石がこの家で暮らした。という。
というわけで、文豪のお宅にお邪魔します。
(家の中は出入り自由で、写真も自由に撮れる。
もちろん、中にある展示物を触るのはダメ!)
玄関で靴を脱いで、すぐ左手が書斎 だった。
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↑ この部屋が漱石の執筆部屋である。
書斎からは外の景色が見え、風遠しの良い部屋だ。
耳をすますと、
鳥のさえずりや木々の葉擦れの音が聞こえてくる。
(移築されているので、元の場所から見る景色とは異なるが)
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近寄ってみると……
机の上には漱石の『吾輩は猫である』の原稿が! ↓
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漱石は、この和風住宅に住んでいた時に
高浜虚子に勧められて小説を書き始める。
『吾輩は猫である』をはじめ、
『坊ちゃん』
『草枕』
などの作品を執筆している。
ここに漱石が座り、小説を生み出していったのかと思うと
感無量。
年季の入った硯や筆や印鑑など ↓
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筆や硯が置いてあるけれど、
執筆で使用したのはペンだったのかな?
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正面の机から左側にも机 ↓
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さらに、後ろにある本棚には本がびっしり!
入りきらず下にも置いてある。↓
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ただ、印象としては随分、こじんまりとした部屋だなぁ、と。
文豪の執筆部屋というと、もっと広くて
大きな机で椅子に座って、万年筆やランプが置いてあって……
みたいなイメージを勝手に持っていたのだけれど。(笑)
書斎だけでなく、他の部屋も見学することができるので
お邪魔させてもらう。
住宅についての説明 ↓
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写真がブレてしまっているけど
掛け時計や棚に小さな飾り人形などが置いてあった。
そして漱石といえば、猫!
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部屋のあちこちに猫の置物があり、
漱石とのエピソードが綴られていた。↓
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寝転がって新聞を読む漱石の上に
猫がよく乗っかっていた、とか。(笑)
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漱石にとって猫は、名前をつけなくても
大事な存在だったのだろう。
室内での見学を終え、
漱石が執筆をしていた部屋を外から見る↓
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何かの雑誌で読んだことがあるけれど、
この家は「家相が良かった」と、漱石の家族が話していたとか。
この書斎が、“巽(たつみ)の方角”(南東の方角)だったのが
良かった、ということらしい。
私は全く家相についての知識はないのだけれど、
先人の智慧からくるのだろうから、そういうのはあるのだろう。
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確かに家相も大事かもしれない。
しかし、それだけでは小説は書けないだろう。
やはり本人の
書く意志、書き上げる忍耐力、物語を創り上げる想像力、
言葉を紙面に書き表すことの出来る表現力など、
こういう能力がないと
小説を生み出すことは出来ないんだろうなぁ……、と。
でも、実は家相が一番大事だったりするのかも?!
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↑ 書斎にも猫の置物
黒い猫で、爪の先まで黒かったそうだ。(笑)
こうして“明治の文豪、お宅拝見”を終えた。
楽しかった!
(追記)
私の大好きなラジオ番組『メロディアス・ライブラリー』(3月末に終了したが)
この番組では、夏目漱石にはじまり、夏目漱石で幕を閉じた。
15年6ヶ月続いた番組を振り返る意味でも
夏目漱石の住宅に来てみたかった。
(あっ!森鷗外、完全に蚊帳の外……鴎外、ごめんなさい)
「帝国ホテル」ライト館の見学で、あまりの凄さに驚き
興奮冷めやらぬ状態になってしまったけれど、
見学はまだ始まったばかり。
次の見学先へと向かう。
次は、“明治の文豪、お宅拝見”だ。
今回【明治村】へ来た、もう一つの目的でもある。
目的を達成すべく、帝国ホテルの5丁目から移動する。
そして、明治村1丁目。
“明治の文豪”と称される作家のお宅に到着!↓
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さて、誰のお宅か想像がつきますか?
答えは……
夏目漱石 & 森鴎外
“明治の文豪”と言われる二人が、この家に住んでいたのだ!
すごいですよねぇ…!
ただ、2人が一緒に住んでいたわけではない!のです。
混乱するといけないので補足説明すると、
正しくは、この家は貸し家で
先に森鴎外が暮らし、鴎外が別へ移ったその後、
漱石がこの家で暮らした。という。
というわけで、文豪のお宅にお邪魔します。
(家の中は出入り自由で、写真も自由に撮れる。
もちろん、中にある展示物を触るのはダメ!)
玄関で靴を脱いで、すぐ左手が書斎 だった。
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↑ この部屋が漱石の執筆部屋である。
書斎からは外の景色が見え、風遠しの良い部屋だ。
耳をすますと、
鳥のさえずりや木々の葉擦れの音が聞こえてくる。
(移築されているので、元の場所から見る景色とは異なるが)
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近寄ってみると……
机の上には漱石の『吾輩は猫である』の原稿が! ↓
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漱石は、この和風住宅に住んでいた時に
高浜虚子に勧められて小説を書き始める。
『吾輩は猫である』をはじめ、
『坊ちゃん』
『草枕』
などの作品を執筆している。
ここに漱石が座り、小説を生み出していったのかと思うと
感無量。
年季の入った硯や筆や印鑑など ↓
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筆や硯が置いてあるけれど、
執筆で使用したのはペンだったのかな?
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正面の机から左側にも机 ↓
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さらに、後ろにある本棚には本がびっしり!
入りきらず下にも置いてある。↓
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ただ、印象としては随分、こじんまりとした部屋だなぁ、と。
文豪の執筆部屋というと、もっと広くて
大きな机で椅子に座って、万年筆やランプが置いてあって……
みたいなイメージを勝手に持っていたのだけれど。(笑)
書斎だけでなく、他の部屋も見学することができるので
お邪魔させてもらう。
住宅についての説明 ↓
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写真がブレてしまっているけど
掛け時計や棚に小さな飾り人形などが置いてあった。
そして漱石といえば、猫!
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部屋のあちこちに猫の置物があり、
漱石とのエピソードが綴られていた。↓
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寝転がって新聞を読む漱石の上に
猫がよく乗っかっていた、とか。(笑)
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漱石にとって猫は、名前をつけなくても
大事な存在だったのだろう。
室内での見学を終え、
漱石が執筆をしていた部屋を外から見る↓
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何かの雑誌で読んだことがあるけれど、
この家は「家相が良かった」と、漱石の家族が話していたとか。
この書斎が、“巽(たつみ)の方角”(南東の方角)だったのが
良かった、ということらしい。
私は全く家相についての知識はないのだけれど、
先人の智慧からくるのだろうから、そういうのはあるのだろう。
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確かに家相も大事かもしれない。
しかし、それだけでは小説は書けないだろう。
やはり本人の
書く意志、書き上げる忍耐力、物語を創り上げる想像力、
言葉を紙面に書き表すことの出来る表現力など、
こういう能力がないと
小説を生み出すことは出来ないんだろうなぁ……、と。
でも、実は家相が一番大事だったりするのかも?!
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↑ 書斎にも猫の置物
黒い猫で、爪の先まで黒かったそうだ。(笑)
こうして“明治の文豪、お宅拝見”を終えた。
楽しかった!
(追記)
私の大好きなラジオ番組『メロディアス・ライブラリー』(3月末に終了したが)
この番組では、夏目漱石にはじまり、夏目漱石で幕を閉じた。
15年6ヶ月続いた番組を振り返る意味でも
夏目漱石の住宅に来てみたかった。
(あっ!森鷗外、完全に蚊帳の外……鴎外、ごめんなさい)