先日、帝国ホテル【ライト館】の
100周年に合わせて、
愛知県にある野外博物館『明治村』へ行ってきました。
この日に見学するべく
予定を合わせ、意気込んで出掛けました。
まずは正門入ってすぐの所にある
お馴染み、明治村の日付記念撮影スポットです。↓
2023年9月1日に行きましたが
明治村での日付は
明治156年9月1日です(笑)
では、目指すは帝国ホテル【ライト館】。
正門前から村営バスに乗り、↓
(尋常じゃない暑さだったので、バスもクールダウンで水まきです)
村営バスに揺られて約10分。
最終駅で着いたところが
帝国ホテル【ライト館】↓
まずは、
【ライト館】100周年、おめでとう!
100年前の9月1日、開業当日に関東大震災が発生したという
もの凄い経歴を持つライト館。
周りの建物が倒壊したり、焼失する中で
ライト館は大きな被害を出すことなく建っていたそうです。
中でも、建設当時には反対の声も多かったという
玄関前に造られた「池」↓
この池の水が
災害により発生した火災の消火活動に
大いに役立ったのだとか。
当時の外国人宿泊客も一緒になって
池の水を汲んでバケツリレーで消火にあたったという。
設計者のフランク・ロイド・ライトの先見の明というか
こんなところでも凄さを感じます。
ライト館の建物、外側はもちろん言うまでもないですが
内部についても、どこを見ても素晴らしい!のです。
当時は回転ドアだったという玄関。
現在は出入りのしやすいドアへと替わっています。
玄関を入って中へと進みます。
天井の低い玄関から
一気に大きな広いロビーへと。↓
この解放感に驚かされ…
さらに、4本もある圧倒的な存在感の
『光の籠柱(かごばしら)』↓
何度見ても素晴らしい…
これを加工し積み上げていったという
当時の日本の職人さんの凄さ…
驚くべき技術力に震えます。
他にも大谷石(おおやいし)の壁泉(へきせん)↓
ライト設計の家具も展示 ↓
ピーコックチェアです。↓
2階の食堂へと続く通路には
こんな不思議な装飾もあります。↓
ライトにしか考えつかない設計ですね。
そして、2階に飾られている大きな写真が
フランク・ロイド・ライトです。↓
結局、ライトは【ライト館】の完成を自分の目で
見ることなくアメリカへと帰国しますが、
唯一無二の建造物を日本に残してくれました。
100年経った今も
一部分ではあるけれど
保存されていることは、とても意味深いことですね。
自然光によって装飾がさらに輝きを増し、
ライト館が
『東洋の宝石』と称されたのも納得です。
何度見てもカッコイイし、綺麗で不思議。
魅力的で見飽きない建物。
それが、ライト館。
ライト館についてはまだまだ紹介したい事が
ありますが、今回はここまで。
次回に続きます。
↑ 貫禄のある帝国ホテル【ライト館】
100周年に合わせて、
愛知県にある野外博物館『明治村』へ行ってきました。
この日に見学するべく
予定を合わせ、意気込んで出掛けました。
まずは正門入ってすぐの所にある
お馴染み、明治村の日付記念撮影スポットです。↓
2023年9月1日に行きましたが
明治村での日付は
明治156年9月1日です(笑)
では、目指すは帝国ホテル【ライト館】。
正門前から村営バスに乗り、↓
(尋常じゃない暑さだったので、バスもクールダウンで水まきです)
村営バスに揺られて約10分。
最終駅で着いたところが
帝国ホテル【ライト館】↓
まずは、
【ライト館】100周年、おめでとう!
100年前の9月1日、開業当日に関東大震災が発生したという
もの凄い経歴を持つライト館。
周りの建物が倒壊したり、焼失する中で
ライト館は大きな被害を出すことなく建っていたそうです。
中でも、建設当時には反対の声も多かったという
玄関前に造られた「池」↓
この池の水が
災害により発生した火災の消火活動に
大いに役立ったのだとか。
当時の外国人宿泊客も一緒になって
池の水を汲んでバケツリレーで消火にあたったという。
設計者のフランク・ロイド・ライトの先見の明というか
こんなところでも凄さを感じます。
ライト館の建物、外側はもちろん言うまでもないですが
内部についても、どこを見ても素晴らしい!のです。
当時は回転ドアだったという玄関。
現在は出入りのしやすいドアへと替わっています。
玄関を入って中へと進みます。
天井の低い玄関から
一気に大きな広いロビーへと。↓
この解放感に驚かされ…
さらに、4本もある圧倒的な存在感の
『光の籠柱(かごばしら)』↓
何度見ても素晴らしい…
これを加工し積み上げていったという
当時の日本の職人さんの凄さ…
驚くべき技術力に震えます。
他にも大谷石(おおやいし)の壁泉(へきせん)↓
ライト設計の家具も展示 ↓
ピーコックチェアです。↓
2階の食堂へと続く通路には
こんな不思議な装飾もあります。↓
ライトにしか考えつかない設計ですね。
そして、2階に飾られている大きな写真が
フランク・ロイド・ライトです。↓
結局、ライトは【ライト館】の完成を自分の目で
見ることなくアメリカへと帰国しますが、
唯一無二の建造物を日本に残してくれました。
100年経った今も
一部分ではあるけれど
保存されていることは、とても意味深いことですね。
自然光によって装飾がさらに輝きを増し、
ライト館が
『東洋の宝石』と称されたのも納得です。
何度見てもカッコイイし、綺麗で不思議。
魅力的で見飽きない建物。
それが、ライト館。
ライト館についてはまだまだ紹介したい事が
ありますが、今回はここまで。
次回に続きます。
↑ 貫禄のある帝国ホテル【ライト館】