(【博物館 明治村】日帰り観光の続き)
まだまだ見たい建物が目白押し。
次は、3丁目にある「北里研究所本館・医学館」を見学。
「北里研究所」は、
北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)が
伝染病の研究をするために創立した建物だそうだ。
北里柴三郎といえば、2024年から紙幣の肖像が変わるということで、
今の千円札、野口英世(のぐち ひでよ)から替わって
新しく千円札の肖像になる人物だ。
どんな功績を遺した人だったのかを学んでみたいと思う。
ドイツバロック風の建物 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/84/21c4fcd9ca89daf5a74baf80b877e13e.jpg)
大正4年に建てられ、(明治時代ではないけど明治村に保存)
当時あった場所は、東京都港区白金。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/0c/c4b7c0ac3ba08844d5a1be8c3723bf3d.jpg)
玄関前に、間取り図と簡単な説明の案内板 があった。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/23/1ba8236ef3ad825798274e48483ae272.jpg)
この建物はガイドがいないので、
見学したい人は自由に出入りできる。
さて、建物の中はどうなっているのだろう?
早速、研究所の中へと入ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/28/8e4a2e0216a32689b0b7202f1a4a791c.jpg)
入ってすぐのところに
北里柴三郎の像と「ペスト菌発見」という展示 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0d/96a0bc0396ecae8bf6c302539fe9315e.jpg)
早速、偉業を示す展示がある。
順番に部屋を見ていく。
この部屋では、北里柴三郎の歴史についての展示。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/9a/9b38b7adcbea1e4617ba4ce5edd45f06.jpg)
このマークが「北里研究所」のシンボルマーク ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/59/1dada069f0d0ecc758a9cd45de40a771.jpg)
マッチ棒みたいなのが2本交差しているように見えるが、
これは破傷風菌を表していて、
(破傷風菌を発見したのが、北里柴三郎だ!)
その破傷風菌を月桂樹の枝葉で取り囲んでいる、というマーク。
他にも結核についての歴史や
それにまつわる人物の説明 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c5/f5aab8c4fccf04b7439f1f2ceaff6059.jpg)
北里柴三郎が結核研究で書いたメモなども
展示されていた。 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/53/264f35888be2d237564d11998aa353ea.jpg)
部屋を移動して……
ここが、北里柴三郎が使用していた研究室 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/00/5763fc13e4753d77c8b6741f0ed5c5c5.jpg)
流しは、耐食性に強い鉛板が使われている。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/92/62b3e5fac59ff05fed5c120b3c8a36d4.jpg)
そしてこの実験器具が、北里柴三郎が実験を重ねて考案した
「破傷風菌培養装置 」だそうだ。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/fa3df69b6bc212e008eb68535ba36f0b.jpg)
純粋培養は難しい、と言われた破傷風菌培養に
世界で初めて成功した、
歴史的な偉業だったという。
さらに、その純粋培養を応用して「血清療法」を確立して
研究者として一躍有名になったのだそうだ。
続いて、香港で流行していたペストの原因調査で現地へ行き、
ペスト菌を発見!するという、
とにかく研究熱心な人物だったということが分かる。
北里柴三郎が使用していた室長室 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/67/7953b99765a90e1908231e8637797f61.jpg)
当時のままかどうかは分からないけれど
余計な飾りもなく、いたって簡素な部屋。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/28/7091df4875e8fd036e29a0698e5f5890.jpg)
書類棚 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e3/8be847d7c4dcbbb43881ad642d175ce4.jpg)
室長室の机 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b1/d1f2d6a248faf1155cfff7f12ebc63e9.jpg)
別の部屋には
北里柴三郎の揮毫(きごう)↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6e/fe2cb66e6d45a25db51a45bb93d540c0.jpg)
自作の七言絶句が紹介されていた。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/77/8384ee52cee99893e6f0516156bc6a85.jpg)
余談だけど、調べてみると
北里柴三郎は弟子たちから「ドンネル先生」と呼ばれていたのだとか。
ドンネルとはドイツ語で、“雷(かみなり)おやじ”という意味らしい。
研究に対する姿勢が真剣で、研究のこととなると
ついカーッとなってしまい、
真面目に取り組まない者は呼び出して
(人前では怒らずに! ←これが重要)
注意をしたという。
この「北里研究所」の門下生からは優れた研究者が次々と現れ、
その中には、野口英世もいたというから面白い。
千円札は、弟子から師匠にバトンタッチされるのだ。
(おまけ)北里柴三郎の “柴” つながりで…
『柴犬、ハッチ!』 ↓ (今年の8月で11才になります)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/59/ca03c80e8b4f02b2f22a083dc692675a.jpg)
ぼくは柴犬だよ!の、ハッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/2f/11482c948b95b57199ef7386f24d0a16.jpg)
アレルギーの治療、頑張ってるよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7f/fda12bcab8ec7ebef531f74f3786cc15.jpg)
北里柴三郎さんにアレルギー研究もお願いしたかったなぁ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4f/83ce11dcf50d4b8333771c2d878a5015.jpg)
無理な話だけど…
ちょっとしんみりしてしまったけれど、
ハッチは継続してアレルギー治療をしているので安心して下さい。
散歩大好き!食欲旺盛!
我が家の大事な一員、ハッチなのです。
まだまだ見たい建物が目白押し。
次は、3丁目にある「北里研究所本館・医学館」を見学。
「北里研究所」は、
北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)が
伝染病の研究をするために創立した建物だそうだ。
北里柴三郎といえば、2024年から紙幣の肖像が変わるということで、
今の千円札、野口英世(のぐち ひでよ)から替わって
新しく千円札の肖像になる人物だ。
どんな功績を遺した人だったのかを学んでみたいと思う。
ドイツバロック風の建物 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/84/21c4fcd9ca89daf5a74baf80b877e13e.jpg)
大正4年に建てられ、(明治時代ではないけど明治村に保存)
当時あった場所は、東京都港区白金。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/0c/c4b7c0ac3ba08844d5a1be8c3723bf3d.jpg)
玄関前に、間取り図と簡単な説明の案内板 があった。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/23/1ba8236ef3ad825798274e48483ae272.jpg)
この建物はガイドがいないので、
見学したい人は自由に出入りできる。
さて、建物の中はどうなっているのだろう?
早速、研究所の中へと入ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/28/8e4a2e0216a32689b0b7202f1a4a791c.jpg)
入ってすぐのところに
北里柴三郎の像と「ペスト菌発見」という展示 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0d/96a0bc0396ecae8bf6c302539fe9315e.jpg)
早速、偉業を示す展示がある。
順番に部屋を見ていく。
この部屋では、北里柴三郎の歴史についての展示。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/9a/9b38b7adcbea1e4617ba4ce5edd45f06.jpg)
このマークが「北里研究所」のシンボルマーク ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/59/1dada069f0d0ecc758a9cd45de40a771.jpg)
マッチ棒みたいなのが2本交差しているように見えるが、
これは破傷風菌を表していて、
(破傷風菌を発見したのが、北里柴三郎だ!)
その破傷風菌を月桂樹の枝葉で取り囲んでいる、というマーク。
他にも結核についての歴史や
それにまつわる人物の説明 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/c5/f5aab8c4fccf04b7439f1f2ceaff6059.jpg)
北里柴三郎が結核研究で書いたメモなども
展示されていた。 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/53/264f35888be2d237564d11998aa353ea.jpg)
部屋を移動して……
ここが、北里柴三郎が使用していた研究室 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/00/5763fc13e4753d77c8b6741f0ed5c5c5.jpg)
流しは、耐食性に強い鉛板が使われている。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/92/62b3e5fac59ff05fed5c120b3c8a36d4.jpg)
そしてこの実験器具が、北里柴三郎が実験を重ねて考案した
「破傷風菌培養装置 」だそうだ。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2b/fa3df69b6bc212e008eb68535ba36f0b.jpg)
純粋培養は難しい、と言われた破傷風菌培養に
世界で初めて成功した、
歴史的な偉業だったという。
さらに、その純粋培養を応用して「血清療法」を確立して
研究者として一躍有名になったのだそうだ。
続いて、香港で流行していたペストの原因調査で現地へ行き、
ペスト菌を発見!するという、
とにかく研究熱心な人物だったということが分かる。
北里柴三郎が使用していた室長室 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/67/7953b99765a90e1908231e8637797f61.jpg)
当時のままかどうかは分からないけれど
余計な飾りもなく、いたって簡素な部屋。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/28/7091df4875e8fd036e29a0698e5f5890.jpg)
書類棚 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e3/8be847d7c4dcbbb43881ad642d175ce4.jpg)
室長室の机 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/b1/d1f2d6a248faf1155cfff7f12ebc63e9.jpg)
別の部屋には
北里柴三郎の揮毫(きごう)↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/6e/fe2cb66e6d45a25db51a45bb93d540c0.jpg)
自作の七言絶句が紹介されていた。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/77/8384ee52cee99893e6f0516156bc6a85.jpg)
余談だけど、調べてみると
北里柴三郎は弟子たちから「ドンネル先生」と呼ばれていたのだとか。
ドンネルとはドイツ語で、“雷(かみなり)おやじ”という意味らしい。
研究に対する姿勢が真剣で、研究のこととなると
ついカーッとなってしまい、
真面目に取り組まない者は呼び出して
(人前では怒らずに! ←これが重要)
注意をしたという。
この「北里研究所」の門下生からは優れた研究者が次々と現れ、
その中には、野口英世もいたというから面白い。
千円札は、弟子から師匠にバトンタッチされるのだ。
(おまけ)北里柴三郎の “柴” つながりで…
『柴犬、ハッチ!』 ↓ (今年の8月で11才になります)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/59/ca03c80e8b4f02b2f22a083dc692675a.jpg)
ぼくは柴犬だよ!の、ハッチ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/2f/11482c948b95b57199ef7386f24d0a16.jpg)
アレルギーの治療、頑張ってるよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/7f/fda12bcab8ec7ebef531f74f3786cc15.jpg)
北里柴三郎さんにアレルギー研究もお願いしたかったなぁ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/4f/83ce11dcf50d4b8333771c2d878a5015.jpg)
無理な話だけど…
ちょっとしんみりしてしまったけれど、
ハッチは継続してアレルギー治療をしているので安心して下さい。
散歩大好き!食欲旺盛!
我が家の大事な一員、ハッチなのです。