視察研修を終えて

2010-02-22 | 地域活動

いすみ市商工会青年部の視察研修、無事に日程終了。

この視察で感じた事を素直に書いてみます。

 

 

まずは、青年部を通じて感じた事。

「友達」じゃない、「同僚」でもない、ましてや「ライバル」かもしれない人達の団体をまとめる大変さ、日程・人数・場所など、当日になってのトラブルにもそのメンバーで対処する事の意味深さ。

「気を使う」 おそらくいろんな意味で、いろんな場面で「基本」となるはず。

だからこそ、楽しいのだろう。その「基本」がなかったら、本当の意味での楽しさは、得る事が出来ないんじゃないかなと感じた。

 

 

そして神戸という街で感じた事。

「自然災害」という言葉がこれほどの恐怖と悲しみの印象を受けたのは初めてでした。

 

市内のタクシーの運転手さんの話しも、経験者だから言える言葉、経験者だから詰まってしまう言葉があったのだろう。根掘り葉掘り聞いてしまった自分が情けない。

 

つくづく、自分がたいした事ねーなと感じた。

 

でも今は街に活気があった。パワーがあった。

そしてその商いの性分が、復興の後押しをしたのかなとも思ったりした。

 

「俺が」  「俺の」  「俺は」

そんな事ではやっていけないんだな。

一人で生きてるんじゃないという、根本から教えられた様な気がします。

 

とってもイイ、視察研修でした。

皆さんおつかれっす!


視察研修8

2010-02-22 | 地域活動

視察本命地、

「TTNコーポレーション」

221_003

畳屋として24時間営業に切り替えて、急成長した企業。

221_001

メディアには何度も取り上げられたその実績・商売形態。

畳・襖など、飲食店が休業する事なく、閉店後から翌開店時までに変えてしまうというシステムの構築。

実行は勿論容易ではない事ですが、注目すべきはその発想だろう。

 

社員十数名の時から、約16年余りで現在260人。

 

地元でとある業種の方とご一緒したときの話しを思い出しました。

先方 「ウチの社員は何十年も加工技術の自慢ばかりでどうしようもなかった。」

私 「技術に自信があるのは素晴らしいじゃないですか」

先方 「そうじゃねーよ、何十年もやってりゃいいもの作れるのはあたりめーだよ。でも注文こなきゃ作る意味もねーだろ!どうやったら良い物を作るか?で終わってんだよ。」

私 「用は・・・。」

先方 「そうだよ。次はどうやったら売れるかを考えるんだよ。工場内で技術の自慢してても食えんだろ。次は売り方で勝負するんだよ」

 

そんな話しを思い出し、どの業界にもあてはまるのだが、以外と出来ていない事にも気付く・・・。

ここの畳も技術は申し分ないだろう。その証拠に熊本城に納めたというとんでもない金額の畳も存在する。

221_002

それがこの畳。

その24時間というアイデアを生んだのは、間違いなく「売り方」の一つであり、さらに重要なのは、

「誰もやってない事」が決定打になりうるのだろう。

 

恐るべし関西の商売人。

ここでは紹介しきれないほど、自分の中では得るものは大きかったと感じております。

 

熊本城と同じ畳、ほしいなぁ・・・。


視察研修7

2010-02-22 | 地域活動

222minato

二日目、早朝より六甲山に登り、市内が一望できる高台まで行って来ましたが、山頂は残雪の風景で、とても寒かったですが、その景観は素晴らしかったです。

夜景が見れなかったのは残念ですが。

 

そして神戸のハーバーエリア。

バスの運転手さんに連れてこられたのはなぜかショッピングセンター・・・。

別に今日は用がないと思いながらフラフラしたら、

「日本最大のユニクロ」 が現れた。

 

とにかくでかい。そして品数は半端じゃなく私らが見たことも無いような物が売られていた気がします。

思わず大人買い・・・。

 

さあ、次は本命の企業訪問。

モードを切り替えよう。