センター「つどい」の新福です。
今回は、つどい登録団体である「地域見守りボランティアの会」主催の
研修会にお邪魔しました。
上之島小学校集会所で行われ、下記のお話しがありました。
●株式会社シーキューブの安本氏による
「高齢者介護向けリニューアルについて」
・65歳以上の高齢者がけがをする割合として77%が自宅である。
その中で、自宅内でのけがが多い順番は、居室・階段・台所・玄関である。
・段差のバリアフリーと温度のバリアフリーがあり、温度のバリアフリーとは、
断熱・省エネリフォームなどがあり、例えば窓からの冷気が入らないための
複層ガラスなどがある。
・介護リフォームや耐震に関する補助金も国の制度であるそうだ。また、火災保険で
家の補修がどこまで契約として結ばれているかを確認することも大切である。
●一般社団法人 見守りID協会 池尻氏による
「IT活用高齢者見守りシステムについて」
・SIMカードや受信機・発信機など、近年IT技術により、
高齢者本人の様子が、離れた所からも確認ができるシステムがあること。
・そのシステムを活用して、ITツールを使って予防をどのように行うか、
またコミュニケーションを取るかについてお話があった。
最後に、NPO法人やお市民活動ネットワークの西田氏からあいさつがあり、
補助金やITツールを使うのは、問題が発生してからの対応として、知っておくことは大切。
問題が発生する前の未然防止として地域でどのように予防していくかという取り組みを
みなさんで、地域で考えて活動をしてもらえたらと思いますと結び閉会いたしました。
社会問題が発生しない仕組みをみんなで考える機会となり、
また、社会問題が発生した時の対応を考える機会となりました。