こんにちは 「つどい」スタッフ 鞠ちゃんです。
6月17日(水)にセンター「つどい」の2階で行われた
市民が医療を考える会 主催による「生活習慣病の予防」の勉強会を取材しました。
6月度は、「糖尿病と合併症のお話」と題しておこなわれました。
講師は薬学博士 岡部 啓さんです。
先ず、代表の高山さんのご挨拶から。
講師の岡部さんは、今年90歳を迎えられるとは、思えないほどお元気です。
・DMと生活習慣 (DM=糖尿病)
・死の四重奏 (糖尿病・高脂血症・高血圧・肥満)
・食べる量と運動
・QOL&ADL (日常生活動作と生活の質)
の4項目について、お話をされました。
「糖尿病」は、昭和の1ケタの頃から言われていましたが、戦後に薬ができたことにより、
一躍脚光をあびることになりました。
以前は、「成人病」いわれていた「生活習慣病」は、快適な生活を送っている人ほどかかりやすいそうです。
「糖尿病」にならないために、「生活習慣病」にならないように日常生活をどう過ごすか?
注意事項などをお話頂きました。
薬は、口から入って胃へ、そして肝臓に送られます。
肝臓は、体内にはいった異物を殺す役割をします。
肝臓で壊れなかったものが、体の各部分におくられていくそうです。
その割合は約3割だそうです。
また、70歳頃までは、お医者様のいうことをよく守るほうがいいそうです。
でも、80歳を過ぎると各ホルモンが少なくなり免疫力が落ちてくるそうです。
そして医学データも少なく「お年ですね」で、かたずけられることも。
など、薬学博士ならではのお話や、卒寿までお元気でおられる経験からのお話を
楽しくうかがいました。
「生活習慣病の予防」講座は、毎月センター「つどい」の会議室で開かれます(開催場所が変更する場合あり)。
7月からの日程は、
7/15(水) 13:30~14:30 「健康検診の数値と生活習慣病の関係」
8/19(水) 13:30~14:30 「転倒予防で寝たきり予防」
9/16(水) 13:30~14:30 「腎臓病と人口透析のお話」
10/21(水) 13:30~14:30 「心肺蘇生法とAEDの使い方」
11月、12月、1月,2月は未定です。
各定員30名、無料です。
自分自身の健康について、一緒に勉強しませんか?
お問合せ/市民が医療を考える会
事務局 布谷さん TEL/FAX:072-941-5628