秋はイベントが盛りだくさんですね
つどいスタッフのおかゆです
週末ごとにイベントがある秋ですが、今年は週末ごとに台風がやってくる年でもありました。今年で13回目の開催となる、環境アニメイティッドやお主催の「いきいき八尾環境フェスティバル」もその台風に開催が左右されたイベントです。
10月22日日曜日に、台風迫るアリオ八尾で、展示や工作、ゲーム、体験会など、子どもたちに大人気の、環境を学べるブースが多数設置されていました。
残念ながら、大阪経済法科大学花岡キャンパスで同時開催される予定だった企画は、雨天により中止となってしまいましたが、アリオ会場は大盛況でした
ところで、筆者は5年前からこのいきいき八尾環境フェスティバルに関わりがあります。
大学1年のときに、当イベントの結成2年目であった学生事務局に所属し、その後、大学2年、3年のときには代表を務めました。
4年目からは体制が変わり、「いきいき八尾環境フェスティバル 学生事務局」は解体。
後輩たちが「はちのじ」という学生団体を新しく立ち上げました。
(はちのじについてはこちら→ https://www.facebook.com/8noji8ao/ )
今回の記事は3回連続公開となっており、「いきいき八尾環境フェスティバル」第1回開催から実行委員長を務める美馬 徹さんと、現在「はちのじ」の副代表を務める近畿大学総合社会学部3年の足立 哲さんをつどいにお迎えしてインタビューを行いました。
学生事務局が結成される前、結成後、そして学生事務局が解体した現在と、今後のイベント運営体制について、じっくりと記事にさせていただきたいと思います
イベントの開催を事業のひとつとされている市民活動団体の方に、イベント運営体制の一例や、開催における負担軽減、会場変更の問題解決方法など、参考になる情報をお届けできれば幸いです
まずpart1では『イベント開催の工夫と在り方』について。
①開催場所
美馬さん「開催場所を固定すると、例年の反省が活かせるので運営の負担が減ります。また、イベントを継続させることで、動員を期待してもらえるので、会場側から開催依頼をかけてもらえる状況も生まれてきます。」
粥「でも学生としては、任せていただいている分、新しいことを提案したほうがいいのかなと思ったりするよね」
足立さん「そうですね。意外と場所もやることも毎年同じでいいんだと思いました(笑)」
②広報・ステージ運営
粥「開催案内チラシについては学生が実行委員に入ってきてから大きく変わりましたよね。どう思われますか?」
(それまでプロに依頼していたチラシ作りを学生主体で制作するようになった)
美馬さん「市民活動において重要なのは、プロに任せること自体よりも、『やりたい人に任せられているか』です。
現状ステージ運営はプロに任せていますが、今後やりたいという方が出てこれば、お任せしたいですし、そういった寛容さを市民活動は大事にすべきなのかもしれません。」
③企業協賛
美馬さん「今後在り方として思っているのは、企業からも必要とされるイベントになる必要があるということです。
粥「でもイベントにはターゲットがあって、あまり多岐にわたるのも問題ですよね…。」
美馬さん「そうですね。ですので、イベントの規模を広げるより、イベントを分割して開催するのもひとつの手だと考えています。」
足立さん「それははちのじでも話し合っていることでもあります。
分割開催をして、フェス準備の負担を軽減するのと、八尾の魅力発信をはちのじがお手伝いするという形がはちのじとしては理想かもしれません。」
以上part1でした
イベント運営の何かヒントはございましたでしょうか。
次回part2では、「市民活動における人材育成」について投稿したいと思います。
それではお粥でした。
part2をお楽しみに~