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八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

さいとうさんの自然観察の話の種 2

2023-08-16 18:02:54 | 市民活動情報(行事案内・開催等)【2021年度~】

 みなさん、こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 本日は、市民活動団体の情報・広報の番外編です。

 「つどい」には270を超える市民活動団体が登録し、今日は「大阪森林インストラクター阪奈会」の活動から生まれた書籍をご紹介します。

 その書籍は、タイトルの通り「さいとうさんの自然観察の話の種 2」です。

 大阪森林インストラクター阪奈会の代表である齊藤侊三(こうそう)さんが個人で書き上げた書籍です。


齊藤さんがすごい所は・・・
 40才を過ぎてから自然の植物を覚えたこと。
 林野庁にお勤めだった斎藤さんは、40才まで「杉・ヒノキ・松・その他雑木」として植物を全く知らなかった方なんです。
 それが、自然散策をしながら、時には図鑑とにらめっこしながら、「今週はこの図鑑のこのページを覚えよう」とコツコツと覚えたんです。

 また、頭だけでなく、現地を歩きながら、覚えて行きながら、ガイドもされるようになりましたよ。
 朝日カルチャーでの講師は相当長い期間されておられました。


この書籍は何ですか・・・
 
 自然散策のガイドでは、みなさんが歩いて疲れている中、
ダジャレを入れながら、自然散策で見つけた植物達のお話をして、時には笑いも入れながら、ひとつひとつ調べて、時には仮説を立てて、お話をしていただいたネタ集がこの書籍です。

また「眉唾物(まゆつばもの:騙される心配のあるもの、真偽の疑わしもの)の話やで。」と言いながら、仮説を立てた話から、本当ではないかと言う話もされますよ。
少しでも山や植物と親しんでもらい、自然環境の世界を誘っていただいた齊藤さんのネタ集第2弾を、ぜひ手に取ってご覧くださいませ。





大阪森林インストラクター阪奈会との関わり・・・

 代表の齊藤さんを通じて、現在は改称されましたが「環境アニメイティッドやお」で、山との親しみ方を現地で学ぶ「高安の森自然楽校」や高安山の森林整備では指導者として「高安山自然再生定期活動」など、様々な場面で優しく教えていただき、ご指導くださいました。

 齊藤さんも自然観察・植物のお話を、自分なりにわかることを話してくれたらよいと、いつも仰っていました。
齊藤さんの話が凄すぎて、真似できないと言われ、後継者が出来ないこと、人育てが難しいことをいつも仰っていました。

 私は、植物のお話は全く出来ませんが、高安山の地形や特徴など概要的なお話が出来るようになったのは、齊藤さんの御陰様でもあります。
 そして、高安山の森林整備で、どのヒノキを間伐すれば良いか、間伐したヒノキをどこに土留め(木と木の間に這わせるて山崩れの防止をする)をすれば良いか、切った枝の処理の仕方、沢沿いの土留めの仕方(沢沿いは土留めの仕方が異なります)など12年半かけて、教えていただきました。

 あくまで私独自で習得出来た点です。齊藤さんはもっと色々とノウハウ・スキルをお持ちです。
 私は林業従事者や森林整備のプロではありません。あくまで素人ですので、プロから見たら、私は笑われるでしょう。
 そでも出来る出来ないはありますが、幹回りの細いヒノキの間伐と土留めは出来るようになったと思います。
(それまでに沢山の失敗、他の指導者とのやり方の違いもあり、自分なりにものになるには、他の人よりも時間を要しました。)
(また危険な場所での作業は、今でもようしません。それだけ森林整備は危ないのです。特に高安山のような急斜面での作業、真夏は蒸し風呂状態で作業を行い熱中症との闘いでした。真冬は凍死しそうな中での作業。舐めたらあきまへん。)
(それを素人集団で、電動器具を使わず、ノコギリ・剪定鋏・ヘルメット・軍手を装着して、時には鉈(ナタ)を使って、ヒノキを倒す時には、ロープも使って、全て人力でやっていました。現在社会ではありえないことかもしれません。)
(でも、2018年9月に台風21号が襲来した時に、後日、現地へ赴き、整備をしていた現地を見ましたが、被害はほとんどありませんでした。)
(「山を守った!国土を守った!」と言う公益を間近で体感した貴重な体験となりました。)


 話がそれましたね。今日たまたま、隣接との境界線の枝の選定をしながら、この作業が出来たのも齊藤さん達に高安山の森林整備で現地で教えてもらえた御陰様だと思いました。

 ちなみに、齊藤さんは、高安山の古墳群が国指定になった2007年に八尾市教育委員会主催(文化財課)の「高安山千塚シンポジウム」でパネリストとして登壇されておられます。


 閲覧用でしばらく設置しておきますね(*^_^*)
 
 ぜひぜひ、一冊、お手に取って見てもらえたらと思います。

 私も1冊購入して、つどいに閲覧用で置いておこうと思います。そういえば、「その1」も自宅にありましたので、閲覧用にしようと思います。
 最後に目次もご覧くださいね。話すネタが一杯あって、大変だぁ、こりゃ~(*^▽^*)


 画素数低くて、読めないですね。工夫しますね。


 ありがとうございました。


 


つどいのこぼればなし:10年前のリフォーム

2023-08-16 17:22:35 | スタッフのひとりごと(2021年度~)

 こんにちは。「つどい業務責任者」の新福(しんぷく)です。

 本日は、「スタッフのひとりごと」として、「つどい」のアーカイブスを一つお届けします(*^_^*)

 気が付けば、つどいの1階執務室や2階の会議室をリフォームしてから、早10年が経ちました。
 私も気が付いていませんでした(>_<)

 2013(平成25)年度。2階北側の会議室も使えるようになりました。
 それまでは、他の執務室として使われていた時代もあり、利用することは出来ませんでした。
 (昔の話をするならば、今は亡き道を挟んだ北隣にはJAの建物があり、そこの会議室を貸していた時代もありました)
 (私が業務責任者になってからは。北隣のJAの会議室を貸し出すことはありませんでした)

 当時は、この建物(北分室)は、現在私が執務室として利用させていただいている部屋を会議室でお貸ししていました。

 リフォームの前は、1階も2階もカーペットはひとつもありません。
 エアコンも冬は寒くて。夏は冷えが利かない古いエアコンでした。
 冬場にお部屋をご利用していた方から「私、ガンを発症していて、寒くて凍え死にそうです。私を殺す気ですか?」と
言われたことが、今でも耳に焼き付いています。悪いことをさせました。申し訳なかったなと今でも思います。

 2012
年度に中間支援組織のあり方検討が行われ、つどいの業務内容も、対象者の拡大や校区まちづくり協議会とのつながりなど、変わりました。
 まあ、その影響もあってなのか、2階北側の会議室をリフォームする際に、1階の執務室と2階の会議室もリフォームしていただきました。
 2階の会議室(大)として使えるようになり。リフォームまでしていただきました。なんとありがたかったことかm(_ _)m

 私が携わっていない時代。
 過去の経過として、リフォームをする5年程前に市民活動団体さん、それからつどい委託運営団体が壁などにペンキを塗ったりして、独自にリフォームをしていました。
 当時から、会館内を独自の裁量で行っていました。当時は、市長もペンキ塗りに来られたとお聴きしています。
 当時からそういう雰囲気があったんですね。
 そういう皆さんの頑張りもあって。リフォームにつながったのかもしれません。


 話は戻して、
大事に使いたい思いから、リフォームしたカーペットなどを汚したくない思いでした。
 そのため、残ってたロッカーを使って、下足を履き替えていただき、スリッパを用意して入室をお願いしました。
 カーペットが汚れないためにスリッパをご用意して、入っていただきました。
 リフォームした当時の写真がこちらです。

 
  2013(平成25)年4月7日撮影。リフォーム直後の写真ですね。
  ちなみにこの建物は、元々は朝日生命が所有する建物でした。
  八尾市が借り上げて、「つどい」が開設され、いつの頃か市が購入され、現在に至っています。


 「八尾市役所北分室」と言うこの建物は、八尾市総務課が建物を管理しています。
 総務課から連絡があり「スリッパを用意しないでください。」と言われました。
 市役所本館は土足で会議室に入れるため、ここ(2階の会議室)も土足で入るようにと言われました。

 ルールとしては原則、それでも良いでしょう。
 しかし、これ以上汚さないためにも税金を投入しないためにも、スリッパを置いて上履きにして、出来るだけ汚さず長く使いたい。
 そのためルール以上のことをさせていただきましたと説明をいたしました。

 ルール以上のことをモラルとして行ったのです。原則「土足でないとダメ!」というルールではなかったと思います。
 ですので総務課さんも納得していただいて、以後はスリッパを履いていただきました。
 月曜日、火曜日の休館日は、つどい委託元の市民ふれあい課(現在の、コミュニティ政策推進課)である
コミュニティ推進スタッフさんたちが、
この会議室を利用されておられます。
 
 つどい開館時は、つどい登録団体が会議室をご利用していただいてました。
 コロナ禍もあって、会議室の利用も減少した時期もございました。
 リフォームから10年が経っても、大きな汚れは目立ちません。早10年が経った写真がこちらです。

 

 

2023(令和5)年7月29日撮影。リフォームから10年、大きな汚れはありません。
皆様が、大切に使っていただいた証です。本当に、ありがとうございます。
(柱は、机をぶつけて化粧部材が損傷。養生テープで保護していますm(_ _)m)

写真を見て比べてご覧の通り、大きな汚れは目立ちません。

10年経った証として、エアコンが経年変化で黄ばんでいる違いがわかる程度です。


皆さんがルール以上にモラルをわきまえていただいたおかげで、この会議室もずっときれいに使っていただいてます。
10年経ちましたけども、リフォームする必要がありません。今でも綺麗に使っていただいています。
「つどい」を大事にしていただいた皆さんのお陰様です。本当にありがとうございます。
利用していただいた方々が集い、「つどい」を愛していただいていることで、綺麗に使っていただきました。
反対に私たちの方が掃除が怠っており、行き届かない場合もあったかもしれません。この場を借りてお詫び申します。

そして綺麗に使っていただき、本当にありがとうございます。
あと数年、この施設はこの場所でさせてもらうと思いますが、残りの期間も綺麗に使わせていただいて、立つ鳥跡を濁さずを努めて参ります。
ありがとうございました。来年10月1日で「つどい」
開設20周年になります。

  
 どっちが、10年前で、どっちが現在の写真がわかりますでしょうか。
 エアコンの黄ばみ具合と、柱の養生テープがヒントです。

 つどいは、登録団体がつどいに感謝していただいたり、愛していただいたりしていただいたお蔭様です。
 もちろん、八尾市の委託業務として「官設民営」として、市からの協働が継続しているからでもあります。

 本当にありがとうございます。感謝しかありません。