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八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

太田地区巽町活性化プロジェクト:つどい登録団体「巽好会(そんこうかい)」

2023-08-17 17:10:58 | 取材記録(2021~2024年度)

 みなさん、こんにちは。「つどい業務責任者」の新福(しんぷく)です。

 7月31日(月)から8月8日(火)までの9日間、コロナ陽性により、長期間お休みをいただきました。

 9日から復帰後、2日目の取材です。心身ともに、大阪弁で言うと「もうひとつ」ですが、伺いましたよ。
 (調子ええ時とそうでない時の差があるんでしょうね。)

 取材の経緯として、今年度、八尾市市民活動支援基金の助成を受けた団体の取材に行ってほしいと
つどい委託元から依頼があり、昨年度に続けて行わせていただいております。
(つどい委託元も八尾市市民活動支援基金の助成金を司る部署は共に八尾市コミュニティ政策推進課で同じなのです。)

 

 大田地区巽町活性化プロジェクトとは?
 八尾市ホームページ(下記のリンク)を参照ください。引用します。
 
 だんじり祭りの継承や盆踊りの再開、地域住民のコミュニティだけではなく、市内全域の活性化を目的とし、
太田八幡宮で盆踊りやだんじり囃子団体による演奏をおこない、市内全域の子どもから高齢者までが直接触れ合える場を設ける。

 とあります。

 他の事業は、八尾市ホームページ【「令和5年度八尾市市民活動支援基金事業助成金 助成事業」を決定】をご覧くださいませ。

 以前に、つどいブログで広報したチラシを掲載した記事はこちらをご覧くださいね。

 復活!盆踊り【巽好会(そんこうかい)】
 

 

 太田八幡宮(現地)へゴー! 

 開催場所は、太田八幡宮(八尾市太田1丁目195番地)にあり、大正小学校区にあります。
 当日は、自転車でJR久宝寺駅近くまで向かい、そこからJR久宝寺駅から南北の幹線道路で
大正コミュニティセンターがある幹線道路まで走り、そこから東に入って太田の旧村の
道沿いを走ると、到着です。自転車で30分あれば、着きます。
 夜で良かったです。昼なら熱中症になっていたでしょう。

 
  太田八幡宮が見えて来ましたよ。
  境内に入らせていただくと・・・

 境内は「復活盆踊り」が真っ最中でした。

  


  

 河内音頭を踊る方は比較的少なめ、周りで見守っている方の方が多い感じですが、境内の夜店もあり、結構な人が集まっていましたよ(*^▽^*)
 地域コミュニティの活性化は目的としてされているのは、良く分かりましたよ。この後、会場はみんなで踊りまくりますよ(*^▽^*)

  
 太田八幡宮の拝殿ですね。写真左側に櫓があり音頭取りさんが居てます。
 写真右側は、櫓の裏から撮影。20時には到着出来たので、この時間は五月家一若社中。ゲストの鳴門家寿美若社中によるジャイナ音頭もありました。



  
 盆踊りの中心には、ミニチュアの地車(だんじり)がシンボルのように飾っていました。盆踊りの中心に櫓がない分、地車を中心に添えたのでしょうね。
 


 赤い浴衣?甚平?を着ている方々は?

 ユニホームの様に来て夜店・模擬店をされていました。
 
 

ポップコーン販売の女の子たちに聞くと青年団の関係で、今回、主催の「巽好会」の関係者の方々が境内でもコミュニティの活性化のために
世代間交流を図っておられました。記念撮影もここに掲載してもOKと言うてもらえたので、掲載いたします。お疲れ様でしたm(_ _)m


 バーンと大きく掲載させていただきました(#^.^#)


 境内向かいの場所では夜店・模擬店をしていましたよ(*^▽^*)

  

  
 ここでも、主催の巽好会の関係者がくじやメダカの提供をしていましたよ。
 太田八幡宮に隣接している太田公民館(暗くて看板が見えにくくて、間違っていたらごめんなさい。)
 子どもがメインなような気がしたので、入場は控えました。



 久々に再会したつどい登録団体「河内雅会」(*^▽^*) 

 盆踊りの輪の中に、同じ青のTシャツを着ている方々、背中を見ると・・・

 
 背中に「雅」と書いている。あ、河内雅会さんではありませんか。
 代表の方?と再会、つどいの事を覚えておられました。嬉しかったなぁ。今も「つどい」のこと
覚えてくれてて。「何もご支援出来ず、すみません。」と私が謝っても、「お世話になっていますよ。」と
言うて
対応いただくことに、私は感謝しかありません。ありがとうございます。


 

 「ハリハリバンド」の登場で、会場はいっぺんに雰囲気が変わります! 

 音頭取りさんが降壇された後は、ハリハリバンドの登場です。私、初めてお会いしました。
 (FMちゃおのラジオでお聞きしたことがあるかもしれません。勘違いなら、ごめんなさいm(_ _)m)

 河内音頭や色々なメロディーを入れて、親しみやすい歌と演奏をお届けいただき、
皆さんには、なんでもええから好きなように踊って、弾けましょうと言わんばかりの誘いに、
中学生・高校生・大人も普段は河内音頭を踊れない方も、気軽に盆踊りの輪の中に入って来られました。
 ここまでの誘いをされる、ハリハリバンドさんは、すごいです。

 音頭取りさんとハリハリバンドさんで、役割は違うでしょうけど、ビフォーアフターの様子をお写真でどうぞ。
 (ハリハリバンドさんはシークレットゲストやったのでしょうかね。チラシには掲載していなかったのでね。)

 

  
 写真左はビフォー。写真右がアフター。ハリハリバンドの登場で、一気に熱気むんむんの会場に早変わりです。
 盆踊りが盆ダンスに変わった瞬間かもしれません。
 私は、河内雅会さんがマメカチを踊ると言われたので、河内雅会さんと一緒にマメカチを踊らせていただきました。


  

  
 途中、マメカチを踊りながら、iPhoneで撮影しましたよ。そのため、写真はブレています(*^▽^*)


  「ハリハリバンド」で最高潮に。関係者のアンコールで5分延長! 

 夜店・模擬店を担当している関係者から「アンコール!アンコール!」と声が挙がり、もう一曲歌われました。
 
 
  

  「アンコール!」と叫んでおられた関係者のお姉さまたち。楽しそうに踊っておられ、ピースサインしてくれましたよ(*^▽^*)


  
 息苦しく生きにくい現在社会に、何か発散をしたい、ガス抜きをしたい、弾けたいニーズがあるのですね。
 みんな、弾けておられましたよ。日常生活から貯めたくないストレスを抱え、発散できないことにより、ストレスを抱えているのでしょうね。
 日頃からもストレスが発散できる日常生活がもっとあっても良いのに、忙しい、シガラミなど、色々、抱えていることが多くあるのでしょう。

 みなさま、本当にお疲れ様です。

 この世は苦しみがベースで、一時の幸せ、一時の楽しみしかないのでしょうね。人生とは儚いものですね。
 そう思う42才の私の心境です。

 上記の様な、弾けたい方々も多く訪れている点では、広報も小学校区外でも行われたこともあり、八尾市民で特に河内音頭やお祭好きな方もチラホラ来られていたと思います。
 また、若年層も含めて、地域団体等など連携を取って、広く人的な協力はされていたようにも感じました。

 慌ただしくまとめましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


つどい業務責任者のひとりごと(移転と今後について考える)

2023-08-17 16:21:12 | スタッフのひとりごと(2021年度~)

 どうも、つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 あと、4ヶ月後の12月4日で私も業務責任者になって丸12年が経ちます。
 この間、中間支援で生活できる人財を残す事と事業を残すことが私の役割だと思い、
世代交代を進めて来ました。

 これまで、私は沢山の方を追い出し、スタッフについては雇用を打ち切った事もしました。
 人の肩をたたき、鈴を付け、首を切ったという意味では、片手間経営者と揶揄される中、
私も罪を作って来て、心を汚して来たと思います。もう少しこれをやり切って、いずれ私が
追い出される時が来ると思います。(それまでは業務責任者を降りたとしても、スタッフで
残らせていただき、これまでの関係者・来館者の対応として従事をさせていただきます。)

 追い出したら、追い出されるのが、この世の原理原則だと思います。
 追い出す力を若年層スタッフに力をつけていただけることを祈っております。

 さて、この前提で、少し話題になっているのが、旧八尾図書館の跡地利用に関するアンケートが、
市政だより6月号9ページ目に掲載をしていました。

 やお市政だより6月号 6~29ページ目

 民間事業者さんにより有効活用するため、本敷地に誘致する施設に関するアンケート調査で、
アンケート調査の協力内容の記事でした。
 
 つどい登録団体だった方から、「つどい」を誘致して欲しいとアンケート調査に回答したよと
お声掛けをいただきました。つどいを思っていただいている方が居てて、嬉しい限りです。

 私も、いち市民として、回答しました(回答して分かったことは、八尾に住む市民対象で、
私のような八尾で在勤する者は対象にしていない、想定していないアンケート調査だったことに
ショックでしたが、答えました)。

 これが、最近の情報だと、誘致する施設として「つどい」が候補として挙がっていることを
知りました。
 
 来年10月1日で「つどい」が開設して20年になります。
 また、昨今の「やお改革プラン」の遂行により、八尾市観光協会、FMちゃお、「めぐる」、環境アニメイティッドやお、八尾市まちづくり教室など
市民活動や市民活動に関係するものも見直しがあり、行政が求められる内容も変化をしております。

 政治は時には人に嫌われることや、犠牲を払う事も政治判断して行うことで、自治を行っているお立場ですので、批判ではなく、受け止めさせていただいております。


 もちろん、取り組名「校区まちづくり交付金とその他地域活動対象補助金のあり方見直し」では「校区まちづくり交付金とその他地域活動対象補助金について、各補助金の交付対象団体や交付対象事業、交付額等の現状等を踏まえ、全体としてのあり方について見直しを行う。」と記載されています。
 この点については、つどい委託運営団体が、つどい業務とは別で、政策提案として、共通認識を深めてもらうため情報提供や意見交換を市議会議員に対話の場を2019年度に設けさせていただきました。また、八尾市第6次総合計画審議会の各種委員として当時は参画しており、学識経験者や各課長とも情報提供や意見交換をさせていただきました。

 「校区まちづくり交付金のあり方見直し」も掲載されて検討されておりますね。


 最新の「新やお改革プラン2.0(素案)市民意見募集」が「やお市政だより7月号」の11ページに掲載されておりますので、参考にご覧くださいね。

 やお市政だより7月号 5~29ページ

 
 私としては、いずれ「つどい業務責任者」を早く次の若年層スタッフに譲ろうと思っています。
 校区まちづくり協議会やコミュニティ推進スタッフとの関係性は私には出来なかったことをしてもらいました。
 私より、出来る人間が、引き継いでもらい、次のつどいを担ってもらえればと思います。

 私は、事実上、数年前から脇役になりました。既存の市民活動団体等の支援を中心にしております。

 「つどい」のミッションが達成されるまでは、まだ「つどい」の役割はまだまだ求められると思います。
 中間支援(つなぎ役)は、本当にわかりくく、評価はしにくいです。人の意識など見えないものを扱うためです。
 しかし、中間支援(つなぎ役)は、ますます必要だと思っていただいている方は増えていると思います。

 その中で、お伝えしたかったのは、現在の施設では、耐震補強を免れた程、丈夫な建築物ではありますが、
断熱材が一切ない中で、業務をするには体力勝負になって来ました。今月は、2階の私が働く執務スペースは照り返しもあり
出勤時は室温が35度あります。

 また、トイレも現行の施設をそのまま使うという方針の基、古い和式トイレでした。
 来館者はご高齢の方も多く、和式では出来ないという声も多く、こちらで強行突破で、洋式トイレにしました。

 また、本日は、数年振りに、蛍光灯から安定器・コンデンサーから液漏れ対応で何度も管理センターさんに来てもらい、
現状を調べてもらいました。液漏れはPCBではなかったことから、応急処置として拭き取り・除去で対応することになりました。
 今年度か来年度に一斉に蛍光灯をLEDにやり替える際に、つどいがある「八尾市役所北分室」も共にやり替える計画である
ことから、応急処置でしのぐことに総務課・管理センターとで話合いし共に対応することになりました。

 数年前の大阪北部地震で震度6の地震が発生したことで、コンクリートブロックの塀や建築物(倉庫)を撤去する動きがあり、
つどいがある「八尾市役所北分室」の外周であるコンクリートブロックや建築物(倉庫)を撤去することも立ち会わせていただきました。
 緊急時の避難通路と避難出口の確保として、玄関とは反対に避難できるために避難口を設けてもらうのも、かなり難儀をしました。
 その間、中間支援業務は中々やりにくい状況になりました。

 このような事も、現在の建築物では、業務中に発生すると対応しないといけません。
 今後、若年層スタッフにつどい業務責任者を譲り託して行くにあたって、これでは担ってもらうには荷が重すぎると思います。
 また、中間支援業務に専念する環境づくりを整えるには、新しい施設に移転する方が良いのかと個人的には思っています。
 もちろん、来館者もトイレの扉のノブが力がないので開けにくい、階段の上り下りがしんどいなど、聞けばたくさんのご意見を
いただけると思いますが、それでもみなさん、辛抱して「つどい」を思ってご利用いただいております。

 あと、移転した方が良いのかなと個人的に思うのは、これまでつどい登録団体さんに便宜を図り、業務外で様々な対応をしてきました。
 カラープリンタでのカラー印刷の提供、大判プリンタの印刷提供、印刷機使用時にコピー用紙が足りなくなった際に、コピー用紙を提供、
イベント等を開催する団体へ貸出物品として、テント、長机、椅子、音響機器(アンプ、マイク、スピーカ立ても含む)、紙灯ろうの提供など
皆様のニーズにお応えしようと思い、対応しましたが、業務報告には記載が出来ないため、私で対応する様に努めましたが、スタッフにも負担をかけて来ました。
 
 これも移転先には、他の施設も併設するでしょうから、テント等の貸出物品をストックするバックヤードを設けていただけることは、直観的にとても難しいでしょう。
 これもまた、若年層スタッフに引き継がせるのも、負担が多く、難しいでしょう。また若年層スタッフは経営者になりたい訳ではないと思いますので、
「使用人兼務役員」として委託運営団体のNPO法人の理事ではあれど、使用人として給与をもらうので、雇用をされる身としてあまり、無理なことはさせられないと思います。

 となると、移転をすると、このようなことも無くして行った方が、これから「つどい」を担う方々には良いような気をします。
 融通を利かすことが、結構、限界に来ております。
 「つどい」は来年、中間支援のあり方検討に入ると八尾市の実施計画から読み取れるのですが、指定管理者に変更するところまで難しいと思っています。
 仕様書は変わるのかもしれませんが。

 そんなことを思う、今日この頃を、ひとりごととしてまとめさせていただきました。

 なお、私は、会議が苦手で、意見を求められても、すぐに答えられない、趣旨がわからないので、考え突かないことがあります。
 先日もそのご指摘やお叱りをいただきました。私は、その能力が欠落しております。私の頭ではついていけないのです。
 また、会議が終わって、数日して、しばらく経ってから、理解し、自分の考えが出て、意見が生まれることが多いです。
 特に何年も経ってから、意味がわかり、やっと意見が出ることもあります。

 後になって、意見を言うても、言われる所以です。

 また、意見を出して発言するも、意見を抑えつけられ、意見交換にならず、議論が深まらないこともあるため、存在価値を否定されているように感じたりもします。

 そのため、ここに認め、議論を深め、建設的な話が少しでも出来ればと思います。そのために私も12年前のあの頃や、8年前のあの頃みたいに、もう一度、立ち上がらないといけない時が来ているのでしょうね。
 昨今、公私混合していると、やり玉に挙がっているそうで、またご指摘いただくかもしれませんが、立ち上がらないといけないのでしょうね。
 私は7月に経営判断を誤ったことで、私は熱中症になり、コロナ陽性になり、様々な現象が出ております。
 病気になった時こそ、変わらないといけない時ですので、経営判断を誤ったことをもう一度修正して、方針転換をしなければなりません。
 そのために立ち上がり時には闘い追い出さないといけない時が来ております。
 
 最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 (追伸:私個人は、今の八尾市役所北分室のこの建築物が好きです。玄関の扉のガラスは手づくりなので、ガラスが波打っていますし、古いですがこんなけ融通の利く状態はありません。
  つどい一施設が、責任もって全館使用できることがどれだけ自治を育み、自由にさせていただけ、本当にありがたいです。そして何より、道路に面して道行く人とお話が出来る。
  つどいと言えば、一昔前までは「メダカの壺があるところ」が印象に残っておられ、来館した事がない方も、つどいのことは知っておられました。今日も、閉館時間になったので、
  シャッターを下ろそうとしたときに、バスから降りられたおばあちゃんとお孫さんと目が合い、シャッターを閉めるとお孫さんがこっちを向いてくれて気にかけてくれました。
  思わず私から「バイバイ!」と手を振るとお孫さんも手を振ってくれて「バイバイ!」と言うてくれました。これが日常茶飯事なんです。
  昨今は見ず知らずのおじさんに声をかけれらたら、場合によっては「大阪府警察 安まちメール」ですぐに不審者としてメールが流れる可能性があるこのご時世。
  それでも普段通り、見ず知らずの方も安心して話をしてくれるこの世界は、この建築物と道路に面して、バス停があることも要因でしょうね。
  移転が決まった場合は、ぜひ1階に道路に面したところに、移ってほしいと思います。2階以上になると人が訪れないでしょうね。今、私は2階で仕事をしているので、つどい関係者で
  誰よりもそれを感じ危惧しています。窓際族を味わい、誰よりも階段の上り下りをしており、膝を傷めないように、つどい戦力外にならないように努めています。)



NPO法人宝塚NPOセンターとの関係・経緯【業務責任者個人のこぼれ話】

2023-08-17 11:50:11 | スタッフのひとりごと(2021年度~)

 こんにちは。つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 昨年、10月に「認定NPO法人 宝塚NPOセンター」が行われている「シングルマザーハウス With」の取組みを事例訪問しました。
 その記事を読んでいない方は、下記のリンクからご覧くださいませ。

 事例先訪問:宝塚NPOセンター「シングルマザーハウス With」と人財確保


 今回は、個人的な関係性として、過去の経過を記録に残します。なお、宝塚NPOセンターさんは、そのような関係・経緯を知らないと思います。
 八尾の市民活動の片隅の片隅の記録として、こぼれ話として残します。
 

★昔話を書きますね。ごめんなさい。m(_ _)m★
 私自身、確か大学院生の時(19年前)に、修士論文にあたってアンケート調査を行っていました。
 その時に、NPO法人宝塚NPOセンターさんのニュースレターを送る際に、郵便物にアンケート調査のご依頼文と調査票を同封させていただきました。

 
 なんで、アンケート調査を同封出来たのか?
 当時、「NPO法人八尾市活き活き会議」さんが「福祉コミュニティビジネス講座」を受講されていて、誰か1名参加することになっていました。
 誰も行ける方がいない中、美馬さんか服部さんから私の師匠 越道に相談をされ、師匠 越道から「新福くん、代わりに行ってくれへんか?」と頼まれて行きました。
 その時に講師をされていたおひとりが、宝塚NPOセンターの森綾子さんでした。
 (当時、越道氏を師匠とは実感していませんでした・・)

 当時、落ちこぼれ学生だった私は「まちづくりにおけるNPOの可能性に関する研究」というザクっとした研究テーマにアンケート調査を作成し、なんとかしようと思っていた時に、サンプル数を確保したいので、森綾子さんにニュースレターの郵送物にアンケート調査票の同封をお願いしました。
(突発的だったのと、厳しいゼミの先生だったので、ゼミの予算が出なくて、郵便物の重量が増えた分の郵送代を自腹した事を覚えています。)

 そのご縁と助けてもらった恩義があるため、その時を機会に、現在でも賛助会員として継続しています。

 長くなってごめんなさい。早い話が、宝塚NPOセンターの賛助会員なので、チラシが届いたという経緯でした。

 古い話やなと思うのは、今出て来た登場人物の内、美馬さん以外、皆さん亡くなられています。多かれ少なかれ、お世話になりました。合掌。
 

 そやからなのかな。つどいでインターンシップ生を受け入れて、「中間支援」や「市民活動」や「市民主体のまちづくり」を次世代に伝えようするのかな。
 恩送りしてるんです。
この出来事も動機のひとつなのかな。インターシップを受け入れたのは、つどいの業務ではないと、八尾市が業務として認めないだろうと
内部からそんな意見も出たりもしましたが、半年に1回受入、合計3回受け入れました。

 
 亡くなられているから書きますが、当時、森綾子さんは「普通、市民活動団体でも、他の団体や他のNPO法人にはノウハウや稼ぎ口を言いたがらないけど、
大阪の市民活動団体・NPO法人は隠さず喋ってくれるのよ。それが大阪のええ所やと思うの。」今でもこのようなことを仰ったことを覚えています。

 大阪は保守的とはいえ寛容に受け入れる街。僕もそんな大阪人の人間性、そんな大阪が好きなんです。多様な方々が住まい、共存共栄するまちだと信じています。

 そやから、アンケート調査も同封してくれたんですよ。若い子を育てよう、助けてあげようと思う気持ちがおありだったと思います。
 市民活動団体・NPO法人が注目されていた時代。現在もですが、草の根の団体が多い時代。
 どこかで助け合いの気持ちや、どこか大きな意味で広く薄くやけど仲間意識があったんやと思います。

 それが、今の私の仕事・活動にも影響しています。
 つどいでは、大学生の卒業研究の相談も受けましたし、なんぼ考えや想いが違う団体でも、どこかで薄くても仲間意識が働きます。
 どこかではひとつにつながっていると信じているからでしょうね。数々のいただいた恩を次世代や他の方へ送っているつもりです。
 それもあって、私もありのまま、ご迷惑にならない程度ですが、隠さずに情報を公開します。まぁ隠し事、隠れるのは好きやない性分もありますけどね。 


事例先を訪問した思い【宝塚NPOセンターの取組みから】

2023-08-17 11:36:09 | 市民活動情報(行事案内・開催等)【2021年度~】

 みなさん、こんにちは。つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。
 本日は、昨年10月に事例収集として訪問しました「宝塚NPOセンターの取組み シングルマザーハウス With」について、
昨年になぜ訪問したかを、色々と綴っていました。
 しかし、投稿するのを漏らしておりました。この事の課題について、頭と心の整理が付かなったのです。
 少し整理が出来ましたので、投稿させていただきます。

 ▼その前に、事例先を訪問した記事を読んでいない方などは、
  事例収集として訪問した「シングルマザーハウス With」の記事を下記のリンクからご覧くださいね▼
(フォントや黄色の網掛けが編集しても、取れないため、見た目が気持ち悪くなっていますが、お許しくださいませ。)


 事例先訪問:宝塚NPOセンター「シングルマザーハウス With」と人財確保




 事例先(シングルマザーハウス With)訪問に至った経緯(いきさつ) 


 ・10年前の2013(平成25)年度から「つどい業務委託料」は予算が増額されました。
  (当時、570万円/年 ⇒ 998万円/年)

 ・これは、下記の業務が加わり、対象者が拡大されたためです。

   ★市民活動団体を対象にした支援から、当時は「地域分権」と言われていた
    「市民主体のまちづくり」の推進に向けた中間支援業務に進化した。
   ★「校区まちづくり協議会」等の地域活動団や社会貢献を行う事業者・
    教育機関・学校園・個人を含む市民も対象となった。
 
 ・2016(平成28)年度・2019(令和元)年度に渡り、消費税の増税等で予算が若干変更
   (998万円/年 ⇒ 997.3万円/年 ⇒ 10,157,685円/年)
 
 ・2021(令和3)年度に、コロナ対策一時給付金の市町村行政の負担増もあり、八尾市全事業予算が
  一律一割カットになりました。コロナ禍で景気低迷もありますし、致し方ないですよね。
  仕様書には、開館時間が18時まで(夜間閉館)、常駐2名体制が解け、政策提案業務がなくなりました。
   (10,157,685円/年 ⇒ 916.3万円/年)


 小見出し:なぜ、露骨に予算額を掲載するのか 
 これは、調べたらわかるからです。隠す必要がありません。
 NPO法人の場合は、下記のホームページで事業報告書・会計書類等が公開されているからです。

  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼ 
   内閣府のホームページ「NPO法人ポータルサイト」

  内閣府ホームページ「NPO法人ポータルサイト」
 情報公開がNPO法人の特徴であり、これが信頼関係が生まれると信じています。
 市民のみなさんもこのポータルサイトをご覧いただき、情報公開されている事を知っていただきたくご紹介いたします。



 さて、本題に戻ります・・・ 
 大前提として、まずは書きます。
 「つどい」は、1997年から市民活動団体と行政(八尾市)との長年の話合いにおいて、2004年10月に開設された市民活動センターです。
 「特定非営利活動法人やお市民活動ネットワーク」は、行政との話合いに参画していた市民活動団体が中心になって2003年に設立したNPO法人です。
 「つどい」の委託運営を受託する役割を担うために設立されたNPO法人です。この経過を大前提に続けて、記事を書かせていただきます。

 
以前から、つどい委託運営団体である私共「特定非営利活動法人やお市民活動ネットワーク」では、
2013(平成25)年度から「つどい業務委託料」が増額されてから、つどい業務委託料だけに収益を頼っていて良いのかという議論がありました。
 その通りです。

 NPO法人の場合は、次の3本柱の収益があると言われています(これまでの市民活動支援基金事業助成金でも言われていますね)。
  ① 1つ目の収益の柱:構成員の正会員や賛助会員からの「年会費」や協力者からの「寄附金」
  ② 2つ目の収益の柱:行政や民間団体からの「助成金・補助金」や「業務委託料」
  ③ 3つ目の収益の柱:対象者から対価・実費を徴収し事業にする「自主事業収益」

 この3つの収益をバランス良く調達することが、NPO法人が持続可能にミッション・公益性を生み出すためには必要な運営の考え方です。

 さて、さて、このバランスを取るために、自主事業化として実行委員会形式で「アートやっちゃお!(やお市民活動まつり)」を展開していました。
 しかし、徐々に自主事業化だけを主眼にして行く中で、従来からの「つどい業務委託」が疎かになった面がありました。

 当時の「地域分権」である「市民主体のまちづくり」を推進する中間支援とは何かを極めて行くミッションに迷走してしまったと私自身は反省をしています。
 また「市民主体のまちづくり」「校区まちづくり協議会」について、理解をする間が持てず、日々の「つどい業務」に追われ、自主事業までに力を入れることが不十分でした。
 どっちの仕事が大切で、どっちの仕事が大切ではないかのような論理になって来ていました。そして、人や社会のお役に立つ活動やお仕事は尊いものなのに、尊ばなくなったように感じました。

 なんせ、お金稼ぎをやったことがない身である私は、「金稼ぎ」と「金儲け(営利・非営利)」の違いが法人内で共通認識が持てなかったこと、「中間支援」を使命に携わっているのかという法人内の共通認識も深まりませんんでした。
 いつの間にか、当法人は自主事業化に目が行き過ぎて、2016年頃は「イベント屋」になってしまいました。
 また当時、他の業務として「八尾市まちづくり教室」の企画・運営で当法人が担っていましたが、「都市計画」から「空き家対策」に求められるものが変化したことに対応出来ず、事業を終了した苦い経験もしています。
 
 「市民主体のまちづくり」や「中間支援」の役割がわからなくなり、公益性を生み出すミッションを忘れ去れてしまいました。
 
 そして、市民活動団体と行政で話し合って「つどい」が開設されたこと、当時の市民活動団体の一部のメンバーで当法人が設立されたことを、どこかで忘れていたように思います。
 「歴史」としては認識されても、「原点」と言う認識は忘れ去られました。2018年あたりから設立時から携わっている役員が高齢化により不在になったのもあります。
 当法人は、「つどい」の業務委託事業を行うために生まれた法人であり、定款でいう「豊かな市民社会に寄与する」ために生まれたとう原点がなくなっていました。

 ちなみに「アートやっちゃお!(やお市民活動まつり)」は、自主事業としての運営体制がなかったので、「つどい」が協力として業務として最大限のバックアップを行いました。
 
 自主事業化を行う事は否定はしていません。だからといって、これまでの根幹事業である「つどい業務委託」を疎かにしてまで、行うはおかしいという意味です。
 いかに、3本柱の収益をバランスよく生み出すことが、限られた時間と活動資源(人・もの・かね・情報・エネルギー)で運営し生み出すかがいかに難しいかを体感しました。