八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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夢うららほっとステーションー子ども食堂

2017-01-29 13:02:04 | 【アーカイブス】取材記録(2012~2020年度)

こんにちは 「つどい」スタッフ 鞠ちゃんです。
1月25日、龍華コミュニティセンターで行われている

 「子ども食堂」を取材見学しました。

「子ども食堂」は、龍華コミュニティセンターで毎月2、4週目の水曜日
午後5時から7時30分まで開催されています。

 


主催は、「夢うららほっとステーション」。「BBS会八尾」との共催で
おこなわれています。

こどもたちに温かい食事を提供したいと昨年6月にはじめられました。

「夢うららほっとステーション」
は、
(公財)八尾市国際交流センター所長浦上さん、龍華図書館の読み聞かせの会
「おむすびの会」の有志の方を中心に、約40名のボランティアの方々の
集まりです。

「BBS会」100年くらい前にアメリカで誕生した社会活動団体で、
(Big Brothers and Sisters Movement)の略。
少年少女たちに同世代の、いわば兄や妹のような存在として、一緒に悩み、
一緒に学び、一緒に楽しむ更生保護のボランティア活動団体です。

「BBS会八尾」では、ボクシングのクラブ活動を通じて、更生・社会復帰の
お手伝いをされています。

「子ども食堂」の準備は、午後3時頃から。
ボランティアさんは、お仕事を持っておられる方、主婦の方などさまざま。
ご自分の自由に使える時間で参加されています。

食事は、2部制。登録制で90人近くの方が、5時30分と6時に分かれて食事を
いただきます。食材などのほとんどは、個人やお店・企業からの寄附で賄われているそうです。

本日のメニューは、カレーライスとマカロニサラダでした。


予め食台に置かれているパンやケーキは、自由にいただきます。
グラノラクッキーと大根葉の惣菜は、ボランティアさんの手作りです。
私もいただきましたが、カレーもクッキーも大根葉もとっても美味し
かったです!



隣には、自由に遊べる部屋や学習室も設けられ、食べ終わった子どもたちは、
そこで遊んだり、宿題をしたりできます。
当日は、折り紙教室が開催!毎回何かの教室や演奏などがおこなわれているそうです。



ボランティアで参加されている方たちは、子どもたちが笑顔で「おいしかった!」
「また来たい!」という声が何よりうれしいとのこと。
ボランティアさん同士の交流や、一人でできないことも力を合わせてならば・・と
和気あいあいの雰囲気です。

ただ、ジレンマとして、本当に助けが必要な子どもたちがどれだけ来てくれているか?
難しい問題ですね。まだまだ時間がかかりそうです。

「子ども食堂」を開催されたきっかけは、親以外の大人と接触する機会が少なく
なっている今、いろんな人と触れ合い、学ぶ場所。温かい食事の提供、そして
それをみんなで食べるという、こどもの居場所を地域でつくりたいということからだそうです。

その中で、「いただきます」「ごちそうさま」などの感謝、人に迷惑をかけないことなど
社会のルールをこどもたちに学んでもらえれば、ということです。
そのための、図書館や廊下での活動の約束事ももうけられています。

今後の課題として、人数が増えた場合の場所の確保や、学習支援の充実、ルールづくり、
行政の支援などがあげられるそうです。

無料で食事を提供するということには、賛否両論あるようです。
私には、まだよく分かりませんが、少子化がいわれている今、地域でこどもを見守り
育てていくという考え方は、必要だと思います。



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