こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。
11月21日の火曜日、八尾市立美園小学校の4年生たちによる、
八尾の河内木綿を使ったクリスマスリース作りの体験学習がありました。
「中環の森」でのNPO法人河内木綿藍染保存会の活動をお手伝いしている
関係から、「つどい」の休館日でもあり、私もボランティアとして参加、
「綿くり」担当として頑張り?ながら取材もさせていただきました。
美園小学校では、毎年4年生が「中環の森」で河内木綿の苗植え、秋の綿つみを体験します。
そして、11月には摘んだ綿を使った物作りとして、クリスマスリースに挑戦します。
その学習体験には、NPO法人河内木綿藍染保存会、特定非営利活動法人自然環境会議八尾、
特定非営利活動法人 八尾観光ボランティアガイドの会の市民活動団体が協力、
今回は、河内木綿藍染保存会と八尾市観光ボランティアガイドの会の方たちがお手伝いされました。
児童たちは、八尾で木綿の栽培が盛んになった経緯のお話を聞いた後、
班に分かれて「綿繰り」・「糸繰り」・「リースづくり」を順番に体験。
木のロールの間に収穫した綿を挟んで、取っ手を廻し種と綿をより分けます。
昔の生活様式に合わせ、畳や土間で座って自分の体重で道具が動かない
様につくられています。すぐに出来るようになるので、児童さんたちは
楽しんでいました。
私の持ち場である「綿繰り」が忙しく、他のところの写真は撮れませんでした
。
枠は、「中環の森」に生えているつた。松ぽっくりやカラス瓜、
大きな葉っぱはビワの葉。雪は、みんなが繰った河内木綿の綿。
各班1つづつ、4つのクリスマスリースが出来上がりました。
美園小学校では4年生の体験学習の他に、PTA部会「エコロジー美園小」が、
地域の自然体験ができる所として「中環の森」を活用、秋から春の菜の花の
搾油体験や、河内木綿のワタをつかってのエコキャンドルづくりなどの活動を
されています。
これには「つどい」も協力していますよ!
地域の財産としての場所の活用と、次世代への地域文化の継承。
地味な市民活動が少しづつでも、役立っていければいいですね。
他にも、「つどい」登録団体「熟年サークルなごみ」さんが、
龍華小学校の土曜教室で、折り紙教室を開催されます。