センター「つどい」の新です。
2月7日の高安山自然再生定期活動での現地研修・体験で、湧水の確保として里山の整備の必要性を知りました。
この日は、池に棲むニッポンバラタナゴの生態や他の生き物の関係といった生態系、そして人間も含め多様な生物が
棲む環境が自然環境にとってよいことを現地で学ばれました。
服部川駅9:00集合後、徒歩でRE1池へ、その後農免道路や玉祖神社、神立墓地などを散策し、大阪経済法科大学・
花岡キャンパスにある「ふれあい池」へ行きました。
服部川駅前集合の様子です。学生から総勢40人以上の参加になりました。
RE1池の保護池です。
実際に毎月調査に来ている生徒さんに、ドブガイを取ってもらいました。
RE1池では、ニッポンバラタナゴや他の生き物の生態やそれらの生態系をテキストと
現場の様子をみて学習します。
ドブガイを撮影しています。
配布されたガイドの冊子です。
ニッポンバラタナゴは、ドブガイに卵を産み付けます。ニッポンバラタナゴの産卵床となっています。
ドブガイは貝を産む(稚貝)時に、ヨシノボリのエラに稚貝が寄生します。
上記のどちらか1種類でもいなくなると、ニッポンバラタナゴは繁殖しません。
いわゆる生態系のひとつの仕組み、生態ですね。
市民活動で例えると、ひとつの地域社会で助け合い・協働しないとだれかの負担になる、社会問題に
なる、生活が成り立たなくなる。そうならないために、助け合い・協働しないといけないですね。
自然の生き物も協働していますね。
ニッポンバラタナゴを網で見せています。
ニッポンバラタナゴです。背びれが黒いのが、ニッポンバラタナゴの特徴でしたっけ?
それともオスの特徴でしたっけ?忘れてしまいました。加納先生にまた教えてもらおう。
清水池の様子です。こちらは、遺伝子が他の池と違うので、貴重な個体群です。
農免道路を歩くと、落書きが。 「落書スンナ!」って、落書きしているやん!
この日は、大阪府の事業で農免道路沿いに桜の植樹が行われていました。
久々に見かける業者さんの顔を見つけました。懐かしいな~。「めぐる」を思い出します。
大阪経済法科大学 花岡キャンパスのふれあい池に到着。
記念撮影。新入社員の寺田くんも胴長姿がばっちしです!
胴長を履いたということは、実際に池に入って、希少生物を取ってみて、調査してみよう!
(胴長を履いて、モンドリという網をもって、ニッポンバラタナゴやドブ貝、ヨシノボリなど実際にとる体験を行いました。)
モンドリで、底に沈めて、底を這うように。そしてヨシノボリやドブガイを取ってみよう。
さあ、とれたかな?
結構、お尻の下まで、池に入っています。それ以上、奥に行くと、泥で身動きが取れなくなるよ!
大きな、ニッポンバラタナゴ!きれいですね。
みなさんで、取ったのを桶にまとめました。どんな生き物が取れたか、説明をしています。
ニッポンバラタナゴやドブガイ、ヨシノボリ、メダカ、ザリガニもとれたかな?
すじエビもいてたね。みなさん注目しています。
実際にとった生き物をノギスで測ります。
堺さんは、ドブガイを測りました。
以上が、定期調査での体験でした。
何度も言いますが、三井住友銀行さんは、地域の里山の生態系は、
人間が関わって成り立つことを知ってもらいました。
さあ、三井住友銀行さんは、どのように関わりをもって、社会貢献活動を行うか
考えていただき、アクションをされれば、大変うれしいです。
この活動は、三井住友銀行八尾支店さんより社会貢献活動の相談があり、
センター「つどい」が紹介して実現しました。
当日も2/7も山本支店も参加をされました。
三井住友銀行さん、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会さん、
ありがとうございました!!
お疲れ様でした!!!