八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

イベントのお知らせ:料理上手なハンさんと作るベトナム料理

2023-06-17 14:31:05 | 市民活動情報(行事案内・開催等)【2021年度~】

こんにちは!

つどいスタッフの鮫島です🦈

 

最近暑くなってきましたね。皆さんは体調大丈夫でしょうか?

 

僕は元水泳部の血が騒いでとっても元気です

 

さて、今回はそんな太陽の輝きに負けない素敵なイベントのご紹介です!

 


 

  《 料理上手なハンさんと作るベトナム料理 》

【日 時】 2023625日(10:3014:00

*10時から受付開始

 

【場 所】 八尾市生涯学習センター(かがやき)料理教室

住所:八尾市旭丘5-85-16

 

【対象】 16歳以上

 

【定員】 25人

 

【持ち物】 エプロン、三角巾、手拭きタオル

 

【参加費】 800円(当日支払い)

 

【申込み方法】 電話、もしくは来所

*申し込み締め切り 6月22日(木)

 

【申込み・問い合わせ】 072-924-3331 

 

*その他詳細はチラシをご覧ください

 


 

今回ハンさんと一緒に作る料理は「バイン ボッ ロック」というそうで、

僕は正しい発音も味も想像がつきませんが、美味しそうなことだけはわかります!

 

ちなみに、「バイン ボッ ロック」は透明なゆで餃子のようなもので、生地はタピオカ粉で出来ているらしいです!

 

何度も言いたくなる「バイン ボッ ロック」。

気になった方は、ぜひ足を運んでみて下さい!

 

以上つどいスタッフの鮫島でした🦈

 


ご縁をつなぎ、ささやかなコーディネートを③【仰天 60年前の八尾のまち】

2023-06-16 12:17:35 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

 こんにちは。

 つどい業務責任者の新福です。

 本日は、このシリーズの完結版です。

 つどいで足掛け3ヵ月預かっていた、あの展示写真を、きんたい廃校博物館(きんぱく)にお譲りし、常設で展示いただけることになりました。

 そして、大橋館長が「つどい」に来館くださりましたよ👏



 大橋館長とのつながりは、ニッポンバラタナゴの保護活動

 彼とは、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会で、近畿大学の学生スタッフとして

「高安山自然再生定期活動」で共に森林整備でご一緒にさせていただきました。

 魚・自然が好きな彼は、八尾生まれ八尾育ちです。
 10年前に発行した「Wao!YAO!」の雑誌を見て、貴法人に参加。
 また大学生の時は、当時、奈良市東大寺で発見された「ニッポンバラタナゴ」の保護活動に携わり、
その関係もあって、八尾市大正小学校区に面した大和川のワンドでの生態調査にも携わっておられました。

 今思うと、私と同じで一人で活動に飛び込んで、現在も続けている貴重な人財です。
 ひとり「学生団体はちのじ」って感じです。

 そんな彼も30才になり、活動に携わって10年になられます。
 昨年度の貴法人の総会では、松葉成生さんと共に理事に就任。
 次世代として、主たる人財・軸として、これからを担う頼もしい方です。

 また、積もる話も多くて、色々とお話をさせていただきました(/ω\)

 何かで応援やご支援出来ればと思っています(*^▽^*)

 

 はい!それでは、展示写真の贈呈で~す☆彡

 
 これで3枚の写真を提供することが出来ました。
 ささやかながらのコーディネート。八尾の地域社会にとって、貴重な歴史資源として
これからも当事者・関係者の活動先で保管・公開されると思います。
 お役に立てて、よかったです。
 
 


 この写真は、どこに展示されているの?
 
 大阪府八尾市水越6丁目18にあった旧 北高安小学校の一室にある
「きんたい廃校博物館(きんぱく)」に展示されています。

 

 
 現在、仮で展示中。
 今後、レイアウトを変更して常設で展示していただけるようです(*^▽^*)
 

 一度、覗きにいらしてくださいね。開館日も要チェックしてくださいね。

 きんたい廃校博物館

 ▼こちらもご覧くださいね▼
 八尾廃校 SATIDUKURI BASE


 最後に・・・
 このシリーズも今回で完結しました。
 ▼このシリーズの記事はこちらをご覧くださいね▼
 
 ご縁をつなぎ、ささやかなコーディネートを②【仰天 60年前の八尾のまち】

 ご縁をつなぎ、ささやかなコーディネートを①【仰天 60年前の八尾のまち】
 
 大橋館長が、現在の活動を始めるきっかけになった雑誌「Wao! Yao!」は、
「つどい」館内の入口にある閲覧コーナーに置いています。
 またインターネットでも購入できます。
 ▼画像をクリックしてみてくださいね▼

 


高安悠画会 アリオ八尾絵画展【6月5日】

2023-06-16 12:10:44 | 取材記録(2021~2024年度)

 こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 
 こちらの絵画は、高安悠画会のシンボル作品になりましたね。

 さて、今回は5日(月)の開催スタートの日に、お伺いいたしました。

 ここに参画されている時津勝造さんに久々にお会いできるため、この日を選んで参りました。

 開催内容は、昨年と大きくは変わっていません。
 作品は新しい作品を展示されておられたりもいたしました。


 今回の特徴 

 今回は、主宰の大槻洋子さんをモデルにされた作品が二三、お見掛けいたしました。


  
 ベレー帽が目印です。
 

 また、会場の作品展示をさらに引き立てるために、お花を活けておりました。

 
  
 ガクアジサイなど季節を感じさせていただきました。



 会場の様子はこちらのとおりです(#^^#)




開催案内のハガキは、お花の絵画でした(写真左側の作品)。






 
 今回お会いした時津さんの作品です。久々に色々とお話が出来て良かったです。ありがとうございました。












 個人的には、この作品が故郷の風景なので、惹かれました。

 もしかしたらですが、これは透明水彩で描かれたのもしれません。
 透明水彩で描かれていたならば、重ね塗りが出来ます。

 例えば、道頓堀川の川面に移るビルの色合いが描けるのが、透明水彩の良い所ですね。
 川面に移る様子を忠実に描かれていて頭が下がります。
 リアリティを感じました。

 戎橋と道頓堀橋の間は、1990年代は、川岸の両サイドから人工の滝が流れていました。
 戎橋から日本橋までの間は、道頓堀川の水面に噴水を設置していました。
 まだ川の匂いが強かったのもあり、噴水が浄化装置となっていました。
 道頓堀川に行くと、川の匂いと噴水の音が耳に残っています。
 千日前のOS劇場(現在のラウンドワン)や「虹のまち(現在のなんばウォーク)」にも
多くの噴水が設置しており、あの辺りは噴水が身近にある存在でした。
 90年代と平成に入り、省エネ志向なのかコストがかかるのか、いつの間にか
ミナミから噴水が無くなり、現在に至ります。
 当時は視覚も含め視覚以外の五感でも、
まちの印象があったように感じます。
 バブルが終わる頃までの方が、もっとバラエティが豊富でミナミの街の特徴があったように思います。

 子どもの頃の道頓堀などの様子を思い出しました。
 今は、水質改善をして、アユも遡上する川になったとニュースで取り上げられていました。
 絵画の右側に書かれているように「不滅のミナミ」であって欲しいと思う、私もその一人です。

 話がそれましたね。ごめんなさい。




 東大寺の仁王像でしょうね。「う」の口になっている方ですね。
 鹿が寝そべっているので、そう捉えました。
 私はそうだと、シカと受け止めました。

 ちなみに仁王像は両サイドにあり、「あ」の発音をした口の形になった仁王像と、
「うん」の口をつむっている仁王像と二つありますね。
 その口の形からなのか「阿吽(あうん)の呼吸」は、ここから来た説があった
ような気がします。前回の投稿に引き続き、眉唾ものの話をしてしまいました(#^^#)



 

 夕焼けか朝焼けの絵画の作品、鱗雲が印象にも残りました。

 ダイジェストで簡単なご紹介で失礼いたしました。

 また、昨年度も取材に行きましたので、そちらの方が、詳しくまとめております。
 ▼こちらの記事をご覧くださいね▼

 高安悠画会 アリオ八尾絵画展【6月10日開催終了】

 


絵本のじかんのおはなし会

2023-06-15 11:04:41 | 市民活動情報(行事案内・開催等)【2021年度~】

 こんにちは。つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 今回は、近々のお知らせになりました
 八尾図書館主催で開催されます「おはなし会」のお知らせです。
 親子で思い出の30分間をお過ごしくださいね☆彡


 日 時:617日(11時~11(30分間)

 会 場:八尾市立青少年センター(八尾図書館の上)3階 集会室

 問合せ:八尾図書館 072-993-3606

 どんな「おはなし会」?
  大型絵本、英語絵本、紙芝居、パネルシアターやペープサート、手あそびや歌、楽器演奏ありの、とっても楽しいプログラム!!

 今後の「絵本のじかん」のおはなし会と「ちびっこおはなし会」の開催日程は、チラシをご覧あれ~\(~o~)/
 

  
    Instagramやってはります(*^▽^*)

       ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓ ↓↓
 

  おはなし会の活動の様子も見れますよ(*^▽^*)

  ありがとうございました(#^^#)


ほたるの乱舞の夕べ&蛍火の茶会【木心庵】

2023-06-15 10:56:57 | 取材記録(2021~2024年度)

 みなさん、こんにちは。
 つどい業務責任者の新福(しんぷく)です。

 6月3日(土)に蛍を見に「木心庵」さんの活動について取材に行きました。
 実は、前回も春に初めてお伺いしたのですが、取材はNGやったんです。

 ご近所迷惑になるため、ツテ・ツテで地道に活動をされているため、
あまり大々的な広報は控えており、取材等も断っておられたのですが、
なぜか、なぜか、今回は、取材OKをいただきました。 

 どこかで、つどいのことを信じていただけたのでしょうか。嬉しいですし、驚いております(@_@)
 
 やはり、地域郷土としてブログに記録を残す必要性を感じられたのかもしれません。

 それでは、ご紹介をさせていただきますねm(_ _)m


「木心庵」さんとのつながり 
 
 以前から、個人的には木心庵さんのこと、それから代表の嶋野さんのことは存じておりました。

 なぜなら、元々、私は「高安山自然再生定期活動」で12年半に渡り、毎月1回信貴山口駅に集合して、
山崩れの防止と郡川の源流域の保水性を確保するため、ヒノキ林の間伐作業・森林整備をしておりました。

 ある時、集合時に、木心庵の嶋野さんとバッタリ信貴山口駅でお会いしてお知り合いになり、森林整備の活動を知っていただきました。

 また、ある時は、前後をするかもしれませんが、ファミリーロード商店街内に八尾市高齢者ふれあいサロン(ファミサロン「えんがわ」)で
クリスマス会でWorld Seedさんに会場をお貸ししていた際に、多くの若者達がサンタクロースの姿をしており、珍しく撮影に来られていました。

 嶋野さんは、すぐ近くの「やおもく」さんの会長さんだと知りました。

 そんなこんなで、10年近く前から存じていたのですが、ご招待をいただき、春から初めてお伺いをいたしました。そんな経過です。

 そのため、つどい登録団体ではないんですが、今回は取り上げさせていただきますね。


 
では、木心庵さんのご紹介です(#^^#)

 敷地は2200坪とお聞きしました。
 元々は、13カ所に渡り産業廃棄物が放置されており、高安山の景観にも良くない、里山としても相応しくないことから、
嶋野さんが一念発起して、産業廃棄物の撤去をされました。12の近隣の造園屋さんに協力をいただきました。
 撤去には延べ何百台のダンプカーが往復したそうです。
 時には、5本の川を掘り、水利組合のご許可をいただき、東西200mのパイプを敷かれ、敷地内の鏡池に注がれています。




 撤去された敷地を里山とふれあう場として、四季折々を意識して様々な行事を通じて、人が行き交う場になりました。
 お茶を楽しむ場として、野点て芝地や茶室があります。食事を楽しむ場、蛍を育てる場、様々な岩石の展示紹介、春には満開の桜を楽しむ場、
異国の文化を伝える、スー族のテントや、モンゴルのゲルなども常設で展示されています。また13基を取り寄せ設置されています。



 現在では、活動に共感・賛同される方がボランティアとして100名以上がご登録されています。
 主には、この木心庵の場の維持・運営として、草引きのボランティアさん、食事ボランティアさん、お茶ボランティアさんが携わっておられます。
 里山は人が携わって成り立つものですので、ボランティアさんあったればこそですねm(_ _)m
 ちなみに、ボランティアさんは、あれ、あれ、見た事ある方、つどい登録団体さんが個人で登録されている方も複数人いらっしゃいました。
 知っている方は、文化活動の方が多かったですね。
 

 それでは、次に今回の取材内容を掻い摘んでご紹介いたします(#^^#)


 蛍火の茶会から 

 蛍火ってどういう意味?
 写真でお示し出来ればと存じます(*^▽^*)

 
 和室の床の間に取り寄せたゲンジボタルを網の中に入れておき、お部屋を暗くするとゲンジボタルの灯を楽しみながら、お抹茶をいただきます。

 
  網に入ったゲンジボタルです。70匹は入っていると言われていました。


 
 お抹茶を点てる茶道具と照明です。真っ暗やとお抹茶点てれませんもんね。

  
 あら、幻想的ね。iPhoneで上手に撮影できました(#^^#)

 
 お子さんから右の3人の大人たちと、お子さんのエイスケくんとは今回、会場までの
道案内を機会に、一緒に共にさせていただきました。ありがとうございました(^^)/~~~

  

 
 御着物をお召しになったお子さんが登場。お抹茶を運ばれお渡しされましたよ。


 
 エイスケくん。もうお辞儀は大丈夫ですよ(*^▽^*) 礼儀正しいええお子さんです。


 
 お抹茶を渡すところです(#^^#) これを10人弱の方が和室に入室して、出入りしてを何回も繰り返しておりました。
 お疲れ様でしたm(_ _)m




 近隣のご自宅開放(小西さん家)!陶器展と絵画展 

 木心庵さんの東隣(高安山寄り)に小西さんのご自宅があり、自宅を開放しておりました。

 なんで、そんなことをしているのか?実は、木心庵の代表の嶋野さんと小西さんは、確か高校の先輩・後輩の間柄とのこと。
 もちろん、夜は蛍を観に、小西さんも後ほど現地に来られておりました。

 小西さんは、ご夫婦揃って、陶器マニアで陶器を揃えまくっておられるコレクターです。
 ここは、お住まいではなく、陶器と絵画を保管・展示のためにされておられるようでした。
 私は、子どもの頃、ビックリマンシールは集めていましたが、けた違いですね(+_+)
 それと比べたら、怒れますね(;一_一) とくとご覧あれ~\(~o~)/
 
 
 


 

 
 カニ・エビの竹細工である箸置きです。

 
 2階に上がると、絵画の展示室になっておりました。
 エイスケくん。阿修羅の絵画を不思議そうに見ております。
 小学校2年生。しっかりしております(*^_^*)



 

 ほっと一息、大阪平野に夕日が沈む(#^^#) 


 

 

 

 冬場、空気が透き通る際は、大阪湾・淡路島・明石海峡大橋まで見通せます。大阪平野が一望できますよ。

 ちなにみ、高安山から神戸の六甲山が見えます。
 かつて、高安山から見える向こうの山と言うていて、向こうの山、向こうの山と言うている内に、
漢字を当てはめて六甲山(むこうやま)、六甲山(ろっこうさん)と呼ばれるようになったとか。
 ま、眉唾もんの話やで~!(^^)!(このフレーズは、どこかで聞いたフレーズやな。)



 いよいよです。蛍の観賞会(*^▽^*) 
 
 ぞくぞくとお越しの方が増えましたよ(*^▽^*)
 50名程になったのでしょうかね。

   


 
 昨日の大雨で、会場の鏡池はちゃぷんちゃぷん(>_<)
 急遽、場所を変えて行う事になりましたよ。


 




 ゲンジボタルとヘイケボタルのお話【八尾の人間国宝 西辻豊さんから】

 御年、今年で93歳になる西辻さん。亡くなった私の親父とたまたまですが同じ歳。
 1930(昭和五)年生まれ。耳が聞こえにくくなり、補聴器を着けられておられる中、
最近はお話をするのも、難しくなっております。

 そんな中でも、相手の表情を見ながら、みなさんに的確にお話をされておられました。

 
 ゲンジボタルは光出すとずっと灯が続き、ヘイケボタルは点滅まで行かないけども光出すがまた光を消すそれを繰り返すようです。
 ヘイケボタルは田ボタルと言われて、田んぼに生息しているそうです。
 ご存じのように、15年程まえから高安山でもゲンジボタルやヘイケボタルが見かけなくなりました。
 水路がコンクリートの三面張りになり、蛍が滞在する場所がなくなり、蛍のエサになるカワニナが居なくなりました。

 私も15年程前に、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会さんに同行して、神立周辺のゲンジボタルを探しに行きました。
その当時から21時を回ってもゲンジボタルが何カ所かで合計10匹しか見かけなかったことを思い出しました。
 岩本さんの家の横の水路が石垣であった
ので、そこには生息していたことを記憶しております。
 また後日、高安山を散策した際に、大窪の農免道路沿いの小さな水路に沢山のカワニナが
生息していたことを思い出しました。
乙越え道に上がるところです。今はどうなっているのでしょうか。砂防ダムも出来たので生態系も
変わっているかもしれませんね。


 
 夕日が沈むまでのつなぎを八尾の人間国宝がされました。突然のことでもちゃんとお話をされる西辻さん。
 西辻さんともお会いして20年近くになりました。若い頃から見届けて、応援いただいておりました。
 お昼も草刈りをされておられました。頭が上がりません。八尾の貴重な人格者ですね。


 ゲンジボタルを観よう!

 
  テント内に、ゲンジボタルを網に入れて、観賞できるようにボランティアさんで準備をされておりました。
 
 
  ゲンジボタルの灯です。カメラでは、これが限界でしたm(_ _)m あとは現地で見とくんなはれ(+_+) 



 最後は、ゲンジボタルを放とう!!

 最後は、おひとりおひとりにゲンジボタルをお渡しして、飛び立つ様子をみんなで見ました。
 ゆっくり飛び立つゲンジボタルの乱舞する様子をみんなで見ました。

 


 


 豆知識:生物多様性としてはどうなのか。
 はじめこの催しをお聴きして、他の地域のゲンジボタル放つのは生物多様性としては、良くないのではないかと
代表の嶋野さんにご質問をしました。
 生物多様性とは、①遺伝子の保存、②種の保存、③生態系の保存の3つを指します。

 遺伝子の保存とは、その地域で生息している生き物と、他の地域で生息している生き物が同じであっても
遺伝子が異なるため、人間が媒体して遺伝子を交配して攪乱することは良いのかという問題があります。
 蛍であれば、光の灯のタイミングが地域によって異なる点が、遺伝子の違いでもあるとかつて新聞で読んだことがあります。
 すでに15年以上前から、遺伝子が交配し攪乱がされているのが現状です。

 今回は、現地に行き感じたのは、すでに周辺では固有種のゲンジボタルが絶滅しているのであれば、問題はないのかもしれません。
 でも、固有種のゲンジボタルが敷地の隣に生息していた場合は、遺伝子の攪乱にならないのかと思わせていただきました。

 残念ながら、隣の敷地の水路はコンクリートの三面張りになり、久しく生息している様子はなさそうですが、念のため簡単に調べても良いかもしれませんね。

 
 木心庵でのヘイケボタルの繁殖と生息活動(生物多様性の維持・回復のコーディネート)
 これは、西辻さんから帰り際に教えていただきました。
 柏原産のヘイケボタルではありますが、数年前から敷地内で自然繁殖を試みており、繁殖と生息に成功したと
現地を見せていただき、教えてもらいました。
 カワニナが藻を食べるため、定期的に草刈りをしないと藻が繁殖しないとお聞きしました。
 里山は、最後は人間が携わらないと成り立たないことを改めて実感しました。
 
 また、生物多様性を維持・回復するのも、他の生物では難しく、人間がコーディネートするしかないと思います。
 ここでも、中間支援の視点がどうしても私には見てしまいます。
 私は人間社会の協働・つなぎ役を、とても小さいですが、させていただいております。「市民主体のまちづくり」にもつながります。
 自然環境では生物の協働が生態系と置き換えることが出来るでしょうね。お互い無意識に助け合い・共存共栄をしています。
 市民主体のまちづくりは、「森のまちづくり」と置き換えて生態系の維持・回復をして行くことでしょうね。
それには人間がつなぎ役・中間支援の視点で生態系をコーディネートをすることになるでしょう。

 結局は、人間だけが対象なのか、多様な生物も対象になっているかだけで、私からするとどちらも同じことだと
感じさせていただきました。やっと市民活動として環境活動・中間支援活動を合計21年続けて来た中で実感する今日この頃です。

 このことが、頭でわかるだけでなく、ハートからわかるかが、端くれながらの私ですが、また少ない実践活動しかしていない私でも、
つなぎ役をさせて
いただいて、気付かせていただき、実感認識をさせていただきました。

 ほとんどの方には理解できないことを言うていたら、ごめんなさいね。
 これが一人でも実感認識できるように道先案内をするのが、
私が言うひとつの「人づくり・人育て」でもあります。
 それを役割で担っている組織がないでしょうから、私が少しだけでもお役に立てるなら
させていただきます。

 いつも、最後は、同じ結論になりますが、すべては命につながり、ひとつにつながります。これしかありません。

 どうも、最後までお読みいただき、ありがとうございました。




 おまけ(#^^#) 
 ゲンジボタルが飛び立ったあと、やっぱり地面や草木に降り立ったゲンジボタルが居ました。
 洋服に着いたりしていました。
  
 


 
 懐中電灯のランプなのか。それともゲンジボタルのランプなのか。


 地面に落ちて居たゲンジボタルを拾いました。
 それをエイスケくんにプレゼントしました。
 15年ぶりにゲンジボタルに触れました。
 変わらず、ゆっくりと大人しいですね。
 穏やかにならせていただきました。
 
 


 

 今回も長い、記事になりました。
 記録と記憶に残りますように、ありがとうございました。