今だから、無事帰国できたから、書ける話しである。
出張3,4日目の頃、仕事を終えてホテルの部屋に戻る。何気なくセーフティボックスを見ると、、、がーん、扉が開いている。
中は空っぽ。現金も、何よりパスポートも無い。キレイに何も無い。「やっちまった」「やられた」という言葉が頭の中を巡る。一応、部屋中を確認するが、ある筈もなく。
フロントに行って事情を話して、駐在員に連絡か、なとど考えつつ部屋を出ると、ホテルマンを見つける。
焦って、テキトー英語(普段の5割増し)で説明していると、「日本人の方ですか?」と言われる。有難く日本語で、説明を続けると「大丈夫です」。
フロントに電話して、「鍵が開いていたから、中身を全て引き取って預かっている」との確認をとってくれた。
ということで冷や汗かいたケド、一件落着。ま、今回はモラルの高いホテル側の対応に助けられた格好であって、スキを見せてはいけないという戒めにすべし。
いやぁ、あの時は焦りに焦りました、とさ。
| Trackback ( 0 )
|