先週25日にクリスマスコンサートがひらかれました。
東京交響楽団の首席チェリストのベアンテ・ボーマンさんと奥様がゲストでした。
ボーマンさんは12歳のときにチェロを始めたのですが、そのときの音を聞いた先生が
「わたしはチェリストをみつけた!」と叫んだそうです。
その後音楽の道を進み続けイエス・キリストを信じ、信仰に燃え、
チェロを一度は捨てて日本への宣教師としてやってこら
れました。
しかしビザが続かず、チェロで東京交響楽団のオーディションを受けたのです。枠は7名。オーディションの結果発表で、
「うちはあなたを7名の一人としてうけいれられない」といわれ、落ちたと思いました。ところが「私たちはあなたを首席チェリストとしてむかえたい!!」といわれたのです。
以来チェロを用いての伝道活動を全国でしてこられました。
昨晩、1曲目は「ハレルヤ、ハレルヤ」という賛美。
その年月を経た木と弓から生まれる響きに一瞬にして
会場のわたしたちは心をうばわれました。
多くの名曲が演奏され
特にサン・サーンスの「白鳥」の音色は言葉であらわせませんでした。チェロを始めて聴く娘は私に「チェロってきれいでなんか悲しいような気持ちのする楽器だねえ」と
ささやいていました。コンサートの中で、イエス様を信じる生涯がどんなにすばらしいか、また人間が罪をもっていてキリスト以外にどうしても解決できないこと・・・などの
福音がはっきりかたられました。
ある人は今年一番のクリスマスプレゼントだった・・・と感想をおっしゃっていました。
先生がたがこれからもまっすぐな福音をあのチェロの音色と共に全国に伝え続けてくださいますように・・・。