皆様いかがおすごしですか。おひさしぶりです
横浜教会のブログ担当者(私)が夏に入院そして今は療養中につきしばらくお休みしておりすみません。この療養中、多くの方々に支えられ祈っていただきました。
私事ですが、ストレスケア病棟におりました。日本の精神科でもストレスケア病棟というのを持っているのはまだ少ないのですが、最近は増加しているようです。生まれて初めての精神科入院。普通は敷居が高いですが、症状か悪化してから一年、仕事はなんとかやるものの、倒れて寝るしかないので実家に世話になりつつの生活で「もう、早く休ませて!治りたい!」と必死の私はその日を楽しみにしていたほど。そしてそこは、きれいな建物に、大きな窓からすてきな夜景の見えるところで気に入りました。
病院のベッドに横たわっただけで、深い安心感を得ました。
最初の一週間は毎日色々なパニック発作。看護師さんは「たくさんパニックおこしてください。ここにいる間に」とゆったり。発作おこしていいんだ・・・。そのうち発作がおきなくなりました。無気力と脳の疲れで本を1ページも読めなかった私がマンガからはじめて新聞を読め、本1冊読めたときは、感動でした。
元気があるときは色々な人としゃべりました。病名は色々、発病の原因もそれぞれ。
けっこうおもしろい方々かおられ、意外にも5年分は笑いました。
自分の気分、弱さを素直にあらわし、おバカ丸出しの入院生活。
自殺未遂を繰り返している方と話し、自分がクリスチャンであることを言った上で
「あなたは神様の宝物だよ」と語ったり、あるご婦人からは「クリスマスコンサートには教会に呼んでください。」とご住所をいただき驚きました。
私と同じ食事の席の女の子から「横浜教会のチラシを受け取ったことがあります」と
言われました。すべての出会いに神様のご用意があったのでしょう。聖書を読んでいたら
「他の町にも福音を伝えなければいけません」というイエス様のお言葉が響きました。
退院の話をしにナースが部屋に来た後、同室の方が「私は一生でられないかもよ」と
ボソッと言った言葉。どう言っていいかわかりません。治る人、治るのが難しい人がいるのも現実です。
不況や社会不安の中、心を壊す人、自殺者が増えています。誰でもクリスチャンでも
体と同じように精神が病む可能性があります。精神が病んでいても、霊は神さまと共にあればその人は神様のものです。
酒井法子さんの報道が日々なされていますが、私たちは彼女だけを指さして責められるでしょうか。「苦しかった、死にたかった」そして違法な覚せい剤に手をだした。
もちろん制裁は受けるべきで、覚せい剤の蔓延をとめなければいけないでしょう。
ただ、彼女の持っていた苦しみと私の精神的な病が重なって感じるのです。
「なにもできなくてもあなたがそのまま神様の宝」と、みなさんの霊の部分に主が語り続けてくださいますように。