横浜教会ニュース

インマヌエル横浜キリスト教会の様子をお知らせします

死の彼方までの友

2008年08月23日 | Weblog

ある夜、眠ろうとしている娘が涙声で私に聞きました。

「ねえ、どうして人は死ぬんだろう。」

学校の教科書にのってた話をおもいだしたようです。ある男の子がいて戦争で家族を失い、自分自身も死んでしまうという話だったそうです。

娘は人が死ぬというその事実に特にさびしさを感じていたようです。

私はなんと言ったらいいかと考えましたが、娘をハグしながらこういいました。

「そうだね。人はみんな死んで離れていくね。でもね、イエスさまだけは私たちが死んでも離れないんだよ。ずっと一緒だよ。『わたしはあなたを決して離れない』ってかいてあるんだよ。Mちゃんをずっとだきしめてくださるよ。」

すると娘はほっとした表情で安心したように眠っていきました。

よく高齢者の方が、ご自分の友人知人、家族がひとりひとり亡くなっていく、そして自分が取り残されていくというさびしさを語られます。そのさびしさは言葉ではとても表現できず、生きる気力を奪われると言います。

聖書のヨハネ14章18節にはイエスさまがこういっておられます。

「わたしはあなたがたを捨てて孤児にはしません。」

そう、イエス様は生きている今だけでなく、人間がこえることのできない死の彼方までともにいてくださる方なのです。このことを感謝しました。


大事なことは

2008年08月14日 | Weblog

教会学校で「信仰の父」といわれたアブラハムのところを準備しています。アブラハムは神様に召しだされてどこへいくかもわからないたびにでました。おいのロトもいっしょでと近くにすんでいたのですが、互いに所有する家畜があまりにも多くて場所がせますぎて、お互いのしもべどうしにあらそいがおきました。そこでアブラハムはロトと分かれることにします。目のまえには広大な草原があります。アブラハムは年長者であるのにロトに、「あなたの好きな方を選びなさい」と言います。ロトは見渡してとても潤っているように見える土地を選びました。アブラハムはつまり残り物をもらったのです。

なぜアブラハムはロトに先に選ぶ権利を与えたのでしょうか?普通はアブラハムが温和な性格だったとととらえるでしょう。しかしそれだけではありません。ロトと別れて後、神様はアブラハムに声をかけます。「あなたが見渡しているこの地全部を永久にあなたとあなたの子孫に与えよう。」子孫といってももうアブラハム夫婦は老人で子どもはいません。でも神様は「地のちりのように(多く)の子孫を与えよう」と約束されたのです。

わたしたちは自分がなにかを選択するときより良い方を研究し慎重に選びます。失敗したくないし幸せになりたいからです。でもアブラハムの方法はそうではありませんでした。「たとえ自分がどこへいくことになっても主は必ず私を幸せにしてくださる、最高のことをしてくださる」という信仰が根底にあったからこそロトに選ぶ権利を与えたのでしょう。大切なのは自分にとってなにがいいことかを考えるよりも、どこへ行っても祝福してくださる神様への信頼ですね

先回書いたKちゃんのパパのためお祈りしてくださり感謝します。力のなかった目が強い光が出てきて冗談もいえるようになったそうです。彼はオリンピックの選手を見ていて「みんな自分のためにだけじゃなく祈って応援してくれる人のためにもがんばらなくちゃといっている自分もそうだ」と言ったそうです。主の力、祈りの集結はすばらしいですね。Kちゃんはなかなかパパに会わせてもらえないので「もうパパには会えないの?」と泣いたそうですが、きっと会える日も近いでしょう。これからもよろしくお願いします。


お祈りしてください

2008年08月04日 | Weblog

私の学生時代からの友人のご主人(クリスチャン夫婦)がある病気の治療中に突然容態が悪化し、一時は心臓もとまりました。ICUで必死の治療が続けられる中、多くの人が祈りをそれぞれの場所で集中させました。娘さんであるKちゃんはまだ4歳ですが、パパのことを感じ、最悪のじょうきょうでも、イエスさまが治してくださると信じていました。このようなつらい中でKちゃんは、お母さんに、「トト(お父さん)に会えないけどイエスさまがいてくれる。イエスさまがいなかったらがまんできないよ」とはなしていたそうです。やがて数値が驚くほどの速さでよくなり多かった管もどんどんとられていきました。担当の医師は「あそこまでいって助かった人はいません」いうほどだったそうです。

主の奇跡を見つつ、Kちゃんは神さまをあいして讃美しおどっているそうです。まだパパに会える状況ではないようですが。

みなさんもどうぞKちゃんのパパがもっとよくなり主の栄光があらわされるようにお祈りください。