明治20年創業の伝統的技法の線香づくりで暖簾を守る老舗の薫主堂にお邪魔しました。いつもと変わらない癒しの香りが漂うお店です。NHKの与謝野晶子ドラマで生家「駿河屋」として撮影された江戸末期の店舗は、古い商家の面影を残し堺の伝統工芸品のイメージにピッタリ ご主人とはお会い出来ませんでしたが、いつも笑顔がよくお似合いの奥さんとお会い出来ました。
東京から来られた知人姉妹の美人をお連れしました。昨年来られた時も薫主堂のお香を買って帰られ今回も又買って帰られました。色々な種類の香りを楽しみ癒しを感じられらて居られるようです。このお店は南蛮貿易の拠点だった堺は16世紀末頃に原料の香料が持ち込まれ、日本で初めてお線香が作られた町で、江戸時代には線香の産地として知られるように成ったようです。創業明治20年、旧鉄砲屋敷跡が残る古い街並みの一角で、百年余り3代にわたって伝統的技法での線香づくりにこだわり暖簾を守っている老舗です。昨今化学製品を使ったまがい物のお香も安価で出ていますが、このお店のお香は一本一歩 線香職人の店主北村さんが昔からの手法でお客さんに提供されています。堺市にはこの様な歴史を受け継いでいる伝統のお店が沢山あります。さすが難波貿易で栄えた町ですね
薫主堂の人気商品に奥さんの徳美さんの手作りのちりめんを使った8種類の臭い袋が有ります。
白檀など7~8種類の天然香木にハーブをブレンドしておりますので、タンスやバックに忍ばせると、自然の優しい香りがほのかに広がります。 なにせ手作りですから少し筒しか作れないとおっしゃつて居られました。堺に来れば是非行って頂きたいお店です。堺人も是非!