イベント会場を出てから、三崎下町を少し歩いてみました。
港の正面にある三階建ての建物は、創業1908(明治41)年
元祖「かぶと焼」の老舗割烹「三崎館」本店
少し歩いていくと、昔懐かしい店構えの酒屋さん
三崎銀座通りの途中に、歴史を感じさせる看板を見つけました。
漁具船具の専門店「葉山商店」
銀座通りの奥まった所に鎮座するのは「海南神社」
三浦の総鎮守でその歴史は古く、故あって流れ着いた藤原鎌足の
後裔の藤原資盈(すけみつ)が海賊から民を守ってくれたことに
感謝して、彼の死後 祠を建てて祀ったのが起源だとか。
重厚な店構えは、宝暦年間から鰹・まぐろを江戸に
納めていたという永い歴史を誇る老舗「又兵衛」
歩いていると、蔵造りの建物が多いことに気付きます
昔からこの地域の冬は、海からの西風が強く火事になると大火になると
言われており、人命や家財を守る為に多くの蔵が建てられたそうです。
ほら、この荒物店も
日の出通りの角に珍しいお店を発見! 「三富染物店」
1833(天保4)年創業で幕府御用職人だったという由緒あるお店で
港町ならではのおめでたい大漁旗を手作りしています。
現在では大漁旗のほか、節句祝い・結婚式や還暦祝いなど
慶事の飾り旗の注文もあるようです。
個性的なお店を探しながら、21,520歩の‘まち探検’でした。
「あった!」と何だか嬉しくなります。
リクエストにお応えできるよう頑張りまっす!
三崎には、こうした古い建物ばかりあるわけでは決して
ないんですよ。単に夜猫子の好み(?)ですので、念のため(笑)
なかでも、個人的にうれしくなったのは、右書きの漁具やさんの看板です。
また見つけてきてくださいね。