「板橋見附」交差点から旧道に入って行くと、
交通量も少なくなり、どことなく長閑な街道らしい趣のある道です。
黒っぽい味のある建物は、醤油醸造所のよう。
今も操業しているのかな?
やがて、道の右側の石垣の上に
「宗福院地蔵堂」
「板橋のお地蔵さん」と親しまれている地蔵像は、1569(元禄12)年
香林寺の文察和尚が身丈一丈(約330cm)の大坐像を造り、箱根湯本
宿古堂の延命地蔵尊(弘法大師彫造)を胎内に安置したといわれます。
現在の地蔵堂は黄檗宗慈眼寺仏殿を移築したもので、県指定重要文化財。
外観は二重屋根、堂の四周に裳階をめぐらした造りになっています。
此処の大イチョウも見事ですね~
「復興大黒尊天」
堂前に、天井まで届きそうな巨大な木造の大黒様。
ご利益ありそ~
(左) 一刀流第6代 横田常右衛門豊房・第7代 名坂四郎治政宣の供養碑
(右) 明治の戊辰戦争で亡くなった官軍の13名の名が刻まれた慰霊碑
旧街道らしさの残る道をテクテク・・
「上板橋」交差点で 再びR1に合流します。
左手に「早川」の流れ。
「小田原用水取水口」
小田原用水(早川上水)はこの地で早川の水を取入れ、街道に沿って
城内・城下に流した上水道で小田原北条時代に造られたものです。
江戸時代になっても城下の飲料水として利用されたそうで、我が国の
歴史的価値の高い古水道施設として、今も残されています。
早川に沿って暫くR1を歩いて行くと、観光地らしい賑わいになってきました。
レストランや大きな蒲鉾屋さんが立ち並び、たくさんの人が歩いています。
何だか少しホッとして、‘猫’も観光気分になり・・・
だいぶ陽が傾いてきました。 西に向かって歩いているので、眩しい~
日本橋から87km
箱根登山鉄道「風祭」駅に着きました☆
が、
もう少し先まで歩いてみようと、また旧道に入って行きました。
本日の‘猫’は、結構ガンバってます!
「風祭」駅前を過ぎて暫く行くと、右手に
「風祭一里塚」跡
江戸から21番目の一里塚があった場所です。
『新編相模国風土記稿』には、「東海道側に双堠あり 高各一丈 塚上に
榎樹あり 囲各八九尺 東方小田原宿 西方湯本茶屋の里堠に続けり」と。
暮れ始めないうちに・・・と 次第に足が速くなり、どんどん進んで行くと 右手に
「長興山 紹太寺」の参道入口
以前に訪ねたとき、美しい枝垂桜をご紹介しましたね。
で、今回はスルーして・・
箱根登山鉄道「入生田」駅に到着です。
今回は、ここをゴールといたしましょう。 お疲れサマ~~!
24,730歩
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