機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

GPシリーズ2015 中国大会

2015-11-08 17:30:42 | スポーツ
この大会一番の注目は、やっぱり真央ちゃんですね。


SPでは、3アクセル・3フリップ+3ループ・3ルッツ

といった高難度のジャンプ構成に挑戦しました。

3アクセルは、着氷が少し乱れ加点が付かず、

3フリップ+3ループは、3ループで回転不足、

3ルッツはエッジ違反。

ジャンプでは加点が付きませんでした。


ただ、加点はつかなかったものの、

すべて3回転の認定はされていたので、

初戦にしては、まずまずだったのではないでしょうか。


FSでの3アクセルは、完璧で綺麗なジャンプで加点も多くつきました。

その後の3フリップ+3ループで、3ループが回転不足で転倒、

他のジャンプでも小さなミスが続きましたが、

演技構成点では、いちばんでしたね。

1年のブランクが出たと言えば、

昨年から変更になった『演技前に名前のコールがされてから

30秒以内にポジションに付かなければいけない』というルール。

タイムオーバーして『Late start』で1点減点という

もったいない減点を受けてしまいました


この大会、本郷理華ちゃんが大躍進しました

SPでは、鈴木明子ちゃんが振付をし、

長い手足を活かしたダイナミックな演技でした。

SPで自己ベストを更新し2位につけると、

FSでは、ほぼノーミスで、力強い演技で観客を惹きつけました。

今季は、表現力も加わって、さらに見応えのある演技になっています。


FSでは1位にたちましたが、

真央ちゃんが、SPでの貯金が効いて優勝しました


優勝候補の一角だったロシア勢は精彩を欠きましたが、

ラジオノワが3位に、ポゴリラヤが4位に食い込みました。



男子では、中国の金博洋が

SPで4ルッツ+3トゥループ、後半に4トゥループを跳び、

FSでは4ルッツ、4サルコウ、後半に4トゥループ+2トゥループT、4トゥループを跳びました。

FSの基礎点は、102.70という高得点になります

昨年の世界ジュニア選手権2位だった若い選手が

難しい技にどんどん挑戦していくのは、頼もしいですね


ただ、フィギュアはジャンプだけではありません。

ハビエルは、技術点こそ金博洋には及びませんでしたが、

演技構成点で大きく差を付けて優勝しました

演技全体でみると、やっぱりハビエルの方が見応えがありますね。
コメント
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