万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌0476 我が大君0420

2012年01月10日 | 万葉短歌

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万葉短歌0476 我が大君0420

我が大君 天知らさむと 思はねば
おほにぞ見ける 和束杣山  大伴家持

0420     万葉短歌0476 ShuB354 2012-0110-man0476

□わがおほきみ あめしらさむと おもはねば
 おほにぞみける わづかそまやま
○大伴家持(おほともの やかもち)=第403歌参照。直前の長歌題詞には、「内舎人大伴宿祢家持」。
【編者注】第475歌(長歌)への反歌。長歌題詞原文に、「安積皇子薨之時内舎人大伴宿祢家持作歌六首」。その第二首(第一首は長歌)。
【編者注-安積皇子(あさかの みこ)】聖武天皇唯一の皇子で、天平16(744)年、家持27歳の時、17歳で没。
【訓注】我が大君(わがおほきみ=吾王)。天(あめ)。おほ(於保)。内舎人(うどねり)。