万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1118 いにしへに1013

2013年09月23日 | 万葉短歌

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万葉短歌1118 いにしへに1013

いにしへに ありけむ人も 我がごとか
三輪の桧原に かざし折りけむ  柿本人麻呂

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いにしへに ありけむひとも わがごとか
  みわのひはらに かざしをりけむ
柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第1119歌左注には、「柿本朝臣人麻呂」。第30歌参照。
【編者注】題詞原文は、「詠葉」。第1119歌左注読下しに、「右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。」全2首の第1首。
【訓注】いにしへ(古)。ありけむ人(ありけむひと=有険人)。我がごと(わがごと=如吾等)。三輪の桧原(みわのひはら=弥和乃桧原)。かざし(挿頭)。