万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1119 行く川の1014

2013年09月24日 | 万葉短歌

2013-0924-man1119
万葉短歌1119 行く川の1014

行く川の 過ぎにし人の 手折らねば
うらぶれ立てり 三輪の桧原は  柿本人麻呂

1014     万葉短歌1119 ShuD081 2013-0924-man1119

ゆくかはの すぎにしひとの たをらねば
  うらぶれたてり みわのひはらは
柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第1119歌左注には、「柿本朝臣人麻呂」。第30歌参照。
【編者注】題詞原文は、「詠葉」。第1119歌左注読下しに、「右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。」全2首の第2首。
【訓注】行く川(ゆくかは=徃川)。過ぎにし人(すぎにしひと=過去人)。うらぶれ立てり(うらぶれたてり=裏触立)。三輪の桧原(みわのひはら=三和之桧原)。