2014-1111-man1550
万葉短歌1550 秋萩の1411
秋萩の 散りの乱ひに 呼び立てて
鳴くなる鹿の 声の遥けさ 湯原王
1411 万葉短歌1550 ShuD619 2014-1111-man1550
□あきはぎの ちりのまがひに よびたてて
なくなるしかの こゑのはるけさ
○湯原王(ゆはらの おほきみ)=03-0375歌参照。
【編者注】題詞は「湯原王鳴鹿歌一首」。1549歌は旋頭歌。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第40首。
【訓注】秋萩(あきはぎ=秋芽)。散りの乱ひ(ちりのまがひ=落乃乱)。声(こゑ=音)。