万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1554 大君の1415

2014年11月15日 | 万葉短歌

2014-1115-man1554
万葉短歌1554 大君の1415

大君の 御笠の山の 黄葉は
今日のしぐれに 散りか過ぎなむ  大伴家持

1415     万葉短歌1554 ShuD623 2014-1115-man1554

おほきみの みかさのやまの もみちばは
  けふのしぐれに ちりかすぎなむ
 
大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌参照。
【編者注】題詞は「大伴家持和歌一首」。「秋雑歌」九十五首(1511~1605)の第44首。
【訓注】大君(おほきみ=皇)[07-1102][下記注]。黄葉は(もみちばは=秋黄葉)[あきもみち訓も]。しぐれ(しぐれ=鍾礼)。
【編者注-皇】単漢字としての「皇」の「おほきみ」訓は、03-0235長、-0241短、19-4260短(読み始めはいずれも「おほきみは かみにしませば」)、13-3325短(別訓も)の4歌。