2016-0511-man2100
万葉短歌2100 秋田刈る1931
秋田刈る 仮廬の宿り にほふまで
咲ける秋萩 見れど飽かぬかも ○
1931 万葉短歌2100 ShuE518 2016-0511-man2100
□あきたかる かりいほのやどり にほふまで
さけるあきはぎ みれどあかぬかも
○=未詳。
【編者注】「詠花」(2094~2127、34首)の第7首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第105首。
【訓注】仮廬(かりいほ=借廬)。にほふまで(丹穂経及)。秋萩(あきはぎ=秋芽子)。見れど飽かぬかも(みれどあかぬかも=雖見不飽香聞)。