2018-0526-man2834
万葉短歌2834 大和の2646
大和の 室生の毛桃 本繁く
言ひてしものを 成らずはやまじ ○
2646 万葉短歌2834 ShuF452 2018-0526-man2834
□やまとの むろふのけもも もとしげく
いひてしものを ならずはやまじ
○=出典未詳。
【編者注】「譬喩」(2828~2840、13首)の第7首。男。左注(読下し)に、「右の一首は、菓(このみ)に寄せて思ひを喩(たと)ふ。」
【訓注】大和の室生(やまとのむろふ=日本之 室原)[奈良県宇陀市室生、旧宇陀郡室生村]。毛桃(けもも)[07-1358吾家乃毛桃 本繁(わぎへのけもも もとしげく)、10-1889吾屋前之 毛桃之下尓(わがやどの けもものしたに)、など]。