万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4255 秋の花3934

2022年01月24日 | 万葉短歌

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万葉短歌4255 秋の花3934

秋の花 種々にあれど 色ごとに
見し明らむる 今日の貴さ  大伴家持

3934     万葉短歌4255 ShuJ271 2022-0124-man4255

□あきのはな くさぐさにあれど いろごとに
  めしあきらむる けふのたふとさ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻19(4139~4292、百五十四首)の第117首。前歌(4254、長歌)題詞に、「向京路上依興預作侍宴応 詔歌一首 并短歌(依拠本訓は、「じえんおうせうのうた」)」、その「反歌一首」。
【訓注】秋の花(あきのはな=秋時花)。種々に(くさぐさに=種尓)。見し明らむる(めしあきらむる=見之明良牟流)[「大君の偉大さ・・・」。「<見〔(め)〕す>は<見〔(み)〕る>の敬語」]。