日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

兵庫県知事選挙に思う、選挙民と行政民の葛藤

2024年11月19日 07時02分52秒 | Weblog
今朝の信州は久しぶりに氷点下1度裏庭の洗面器の水
を見てきましたが、残念ながら氷にはなっていません
でした、周りの山々は白く雪化粧して、朝日を浴びて
ピンクに染まっています。漸く例年の信州になった感
じです。
今日は、作家の大石英司さんのマガジンをお借りして
兵庫県知事選挙について考えてみた、兵庫県の斎藤元
彦前知事(47)の失職に伴う出直し知事選が11月17日
に行われ、再出馬した斎藤氏が当初の劣勢を跳ね返し
大逆転で当選した。パワハラ、公金不正支出疑惑など
が告発されたことを発端に、県議会議員86人の全会一
致による不信任決議案が可決された斎藤氏。再選を実現
させた有権者は何を考えたのでしょうか・・
私を含め多くの国民は、斎藤氏の再選なんありえない
と思っていた人が多かったと予想していましたが、結果
は予想をが外れて再選という結果になりました。
その当選結果を聞いて大石さんは次のは二点に言及した
この兵庫県知事でも、前回の国政衆議院選挙と同じく、
高齢者がもう選挙に行けなくなったという現象が起こ
ったのではないか?と・・これまで、現役世代が全員
選挙に行った所で、ボリューム層たる高齢者には勝て
ない、と散々言われて来たことが、どうも幻想だった
のでは?意外に高齢者は、われわれが想定するより早
くに選挙から離脱しているのではないか??。
オールド・メディアの敗北とか言われているけれど、
それは関係ありません。それを言うのであれば、オー
ルド・メディアは選挙の度に常勝していたのか?と問
わねばならない。そんな事実は無い。
そもそも若い世代は、はなから新聞も読まないテレビ
も見ないのだから、影響の受けようがない。では誰が
負けたのか?を問うならば、いうまでもなく、それは
政党政治です。政党政治が敗北したんです。とりわけ、
衆議院選挙での勢いの勝って当たり前だった立憲が負
けているんですよね。
現役世代の若者の思いや考えなど興味はそこにはない。
兵庫県県民の多くは、県議会や県職員の想いや考えと
大きく乖離しているのも興味深い、そして、原理は何
の得があって、斎藤さんを押したのだろう。今の原理
の限られたリソースで注力するメリットが解らない。と
解説していた。
県議会はお通夜だ総懺悔とか言われているけれど、負
けた側の得票数は全くバカに出来ない数です。信州の
長野県知事だった田中康夫は失職再選はされたが、結局
は県政から追われた。斎藤知事はまたパワハラを始める
だろうし、県議会が俯く必要は無いと思う。
大石さん曰く、あれは関西人のポリシーなのか?パワ
ハラってそんなにどうでも良かったのか?維新がそう
だけど、役人をいびって懲らしめる政治家に期待し応
援するメンタリティって何なのかしらん?と思う次第
と述べている。再選の道は厳しい環境下での運営とな
ると予想されます。兵庫県民の期待とこれからの行政
運営を見守ってみたい。





















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